ドバイメトロが開業15周年(比較写真追加)

先日アップしたドバイメトロの開業15周年を紹介した記事の中で、ドバイメトロブルジュ・ハリファ建設中の写真をアップしましたが、先週末にほぼ同じ位置で写真を撮れたので、比較のためアップします。

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こちらが2008年5月に撮ったもの。

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現在の姿がこちら。2008年の写真で建設中のブルジュ・ハリファ以外のビルは、手前に3本写っているクリーム色のビルです。

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一つ上の写真はちょっと早くて、この写真は遅かったようです。
周りに高層ビルがどれだけ増えたのかがわかります。

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2024年9月17日 (火)

エティハド・レイルの旅客駅位置が報じられました

UAE国内各地を結び、現在は貨物輸送を行っているエティハド・レイル(Etihad Rail)ですが、2030年までに旅客輸送を開始するという構想はかねてよりアナウンスされていました。

今月に入り、その駅の位置が決まったというニュースが報じられました。

『The UAE’s first passenger railway stations revealed』


この報道によると、アブダビの駅位置はアブダビ島外のムサファ(Musaffah)工業地帯の入り口あたりで、アブダビ市の中心部までは車で20〜30分かかりそうなところです。バスだと40分ほどかかるのではないでしょうか。

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この駅位置は現時点ではエティハド・レイルの本線からは外れていますから、おそらく上の図の点線のような分岐線が作られるものと思われます。

一方、ドバイ駅はドバイメトロ・レッドラインジュメイラ・ゴルフ・エステート(Jumeirah Golf Estate)駅に隣接して設けられるようです。

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こちらはジュベル・アリ(Jubel Ali)港への支線上が計画されているようですから、分岐線は必要ないと思われます。
新しいアル・マクトゥーム(Al Maktoum)空港からは10kmほどですが、現在のドバイの中心街までは35kmほどあり、メトロではほぼ1時間かかる位置です。

このアブダビ駅・ドバイ駅の位置で、公共交通機関だけでアブダビの中心部からドバイの中心部まで移動しようと思うと、乗り換え時間を含めなくても、アブダビ側でバス40分、エティハド・レイルの両駅間が約100kmですから、表定速度150km/hで走れるとして40分、ドバイ側のメトロが60分ですから、2時間20分程度はかかってしまいます。
これだと、ラッシュ時を除けばタクシーで直行するよりは明らかに遅いですし、エミレーツ・エクスプレスのバスとメトロの乗り継ぎに比べても30分程度しか時間短縮にはなりません。
やはり、もう少し中心街に近いところに駅を作らないと、なかなか利用客は惹きつけられないと思います。

アブダビ側については、アブダビ島内にはもう鉄道を通せるような場所がありませんが、アブダビ島の南側に並行していて、現在積極的に開発が進んでいるフダイリヤット(Al Hudayriyat)島を使って線路を伸ばし、ロイヤルMホテルがあるバティーン・マリーナ(Marina Al Bateen)の対岸あたりに駅を作れば、橋かトンネルは必要になりますけど、マリーナモールやカリディア地区ならバスで10分ほどで行けるようになると思うのですが。

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2024年9月14日 (土)

アブダビの市内バス(MAN社製)も15年

ドバイメトロが15周年を迎えたことを紹介しましたが、アブダビの市内バスも、整備されたのが2008年で、今年で16年。
当初は中国製の中型バスだったのですが、すぐに輸送力不足と車内の吊り革や仕切り板などの耐久性不足が露呈し、翌年からドイツのMAN社製のバスに置き換わりました。

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先日バスに乗ったらそのトップナンバーに遭遇。
つまりこのバスも走り始めて15年経っているということ。

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日本だと15年も経てば、中古として他社に売られている時分かと思われますが、このトップナンバーはまだまだアブダビ市内で現役として走っています。

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2024年9月11日 (水)

起点を間違えたみたいですードバイメトロ15周年

一昨日、ドバイメトロが開業から15年を迎えたことを紹介しました。

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その中で、『9月9日の午後9時9分に、ドバイメトロのレッドラインが走り始めました。』と書いたのですが、どうやら起点が間違っていたようです。

『Look: When Sheikh Mohammed tapped the first Nol card to start Dubai Metro operations in 2009』

この新聞記事によると

On that memorable day, September 9, 2009, at precisely the 9th second of the 9th minute of 9pm, Sheikh Mohammed tapped the first Nol card to officially commence Dubai Metro's operations.

とのことであり、シェイク・モハンマドが、2009年9月9日午後9時9分9秒に、モール・オブ・エイレーツ(Mall of Emirates)駅改札口でNolカードをタッチしたのが、ドバイメトロのスタート、だそうです。

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2024年9月 9日 (月)

ドバイメトロが開業15周年を迎えました

本日は、UAE「鉄道記念日」です。

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ちょうど15年前のこの日、9月9日の午後9時9分に、ドバイメトロレッドラインが走り始めました。

『Dubai Metro at 15: how trains transformed a city』

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現在はグリーンラインも開業し、一日約200万人が利用していますが、今後、レッドラインとグリーンラインをドバイの東部でつなげる形でブルーラインが建設される予定です。

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写真は2007年に撮ったもので、建設中のブルジュ・ハリファ(当時はブルジュ・ドバイ)をバックに高架橋の橋脚が立ち始めたところです。

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こちらは2008年の写真で、橋桁が乗った頃のもの。いずれにしろブルジュ・ハリファの周りにはまだ高いビルは全く建っていなかったことがわかります。

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2024年9月 8日 (日)

夏の果物 デーツ&ホーソーン・ベリー

夏はデーツ(Dates:なつめやし)の収穫時期です。先日、会社の同僚(UAE国民)からかなり高級なデーツをもらったこともあり、最近見た風景をアップします。

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カリディア・パークでも園内に植えてあるデーツの実を収穫していましたが、その収穫方法は、予め実のなる房ごとネットに被せてしまい、その根元を切って収穫するというもの。

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このように木に登って房の根元を切ります。

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週末の早朝、このようにネットを集めていました。デーツの実は熟れて地上に落ちると、ガムのように靴の底にへばり付いたりするので、ちゃんと収穫しなければなりません。
最近中央分離帯に植える街路樹がからデーツが少なくなっているのは、そこに原因があるように思います。

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一方こちらはヨルダン人の同僚からもらったホーソーン・ベリー(Hawthorn Berry)。アラビア語ではザロールと呼ぶようです。
日本には山査子(サンザシ)という名の果実がありますが、これはJapanese Hawthorn Berryのことで、少し種類が違うみたいです。大きさはサクランボくらいで、中に大きな種が入っているのも同じ(ただし種は3個)ですが、味はリンゴに近いと思いました。
硬さもリンゴよりも少しやわらかいくらいなので、サクランボのように口に放り込むのではなく、横から齧るような食べ方になります。

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2024年9月 5日 (木)

2024年夏の日本旅(33)香港からドバイへ

今年の夏休みを2泊3日の香港滞在を終え、キャセイパシフィックドバイ行きでUAEに戻ります。

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空港までは、またエアポート・エクスプレスに乗車。オクトパスカードはかなりギリギリのところまで使い切りました。

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出発ロビーは一部工事中でしたが、もうコロナの影響は感じられないくらい賑わっていました。

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セキュリティーチェック、出国審査は、出発ロビーの左右に分かれています。香港は日本と同じくセキュリティーチェックの後に出国審査でしたが、よく考えたら、アブダビもドバイも、出国審査の後にセキュリティーチェックだなと、今更ながら気がつきました。

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2024年8月31日 (土)

2024年夏の日本旅(32)香港のパワースポット・映えスポット(7)天后廟・蓮花宮

香港島の繁華街エリアの東の端あたりに、香港MTR港島線天后(Tin Hau)駅があります。
この駅の近くには天后廟(Tin Hau Temple)と、大坑蓮花宮(Tai Hang Lin Fa Kung)という2つのパワースポットがあり、モンスターマンションからの帰りにそこも訪ねてみたので紹介します。

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MTR天后駅の目の前にあるトラムの停留所は留仙街(Lau Sin Street)す。

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天后駅の駅名の由来となった天后廟の入り口。門の上には天后廟花園(Tin Hau Temple Garden)と掲げられています。なお香港には香港島をさらに東に進んだ筲箕湾や九龍側の油麻地にも天后廟があり、それらと区別するときには銅鑼湾天后廟(Tin Hau Temple, Causeway Bay)と呼ぶようです。

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天后廟の正殿です。扁額には天后古廟と掲げられています。

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屋根の上には二頭の龍。そしてその下には多くの人々が彫られたレリーフが、屋根上や軒下などに4段くらい重なっています。

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2024年8月30日 (金)

2024年夏の日本旅(31)香港のパワースポット・映えスポット(6)モンスターマンション

香港島のやや東寄り、香港MTR港島線太古(Tai Koo)駅の近くにモンスターマンションと呼ばれるビルがあります。

正式には益昌大廈(Yick Cheong Building)という名前のアパートを中心としたビル群で、50年ほど前に建てられたらしいのですが、映画のロケに使われたことなどから有名になり、多くの観光客が訪れるようになった場所です。一時は、住民の生活の場であるはずなのに観光客が溢れてしまったことで、立ち入り禁止措置がとられたそうですが、現在では解除されています。

私は特にその映画のファン、というわけでもないのですが、某旅行系のYoutuberの方が紹介しているのを見て、今回、訪ねてみようと思った次第です。

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表通りに当たる英皇道(King's Road)柏架山道(Mount Parker Road)というトラムの停留所があります。

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そこから見上げるとこのようにちょっと古いマンションが壁のようにそびえ立っています。

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マンションの中庭側から見るとこのような光景で、のっぺりした平面ではないところ、そして縦方向の塗り分けという珍しい配色が、人々を惹きつけているように感じられます。

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2024年8月29日 (木)

2024年夏の日本旅(30)香港のパワースポット・映えスポット(5)上環地区(2)

前回に続いて、香港島の上環(Sheung Wan)地区の風景を紹介します。

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朝食を摂ったの専門店です。朝早くから営業しています。

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魚の粥を注文しました。

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香港MTR上環駅から2ブロックほど西には西港城(Western Market)という市場があります。先日紹介した中環街市と似たような市場のようです。手前に見えているトラムの線路は、複線に見えますが、手前は堅尼地城駅(Kennedy Town)に向かう西行き線ですが、奥は以前に紹介した上環で折り返す電車が使うループ線で、右端に見えるブロックをぐるっと一周します。

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2005年に撮った西港城と堅尼地城駅行きのトラムです。西港城の建物は当時すでにリノベーションされていたようです。

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