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2009年11月20日 (金)

最後のオリエント急行の旅(3) — イスタンブール2日目

11月17日、夜からは夜行続きとなるので、午前中はホテルで休息。
ホテルの朝食はアメリカンと言いながら、卵もソーセージ類も作り置きしたものが置いてあるだけ、コーヒーはネスカフェのサーバーということで、まあアブダビ、ドバイじゃやって行けないなというレベル。
部屋からインターネットができないのは、ある程度覚悟していましたが、ビジネスセンターがホテルロビーにあるかのように部屋には書かれていたのに、行ってみたら「隣の通りにある」とのこと。さすがにそんなところから会社のサーバーにアクセスするのは不味かろうと、メールチェックは諦めました。

ただ、駅が真下に見える窓からの眺めは、私のようなものにとっては素晴しく、お値段も考えれば、まあこんなものかなというホテルでした。

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Img_5404ちなみに、シルケジ駅の裏手では、現在Bogazici(ボスフォラス海峡)を横断する鉄道の工事を進めているのですが、衝立の向こうで何が行われているのかホテルの窓からよく見えました。実際に行われていたのは工事ではなく遺跡の発掘でした。

さて、ホテルをチェックアウトし、シルケジ駅のコインロッカーに荷物を預けます。このロッカー、暗証番号式ではなく、預けた時にプリントアウトされたバーコードを読み取らせる方式。そして預ける時間が4時間までで、以後は1時間毎に0.5 YTL追加チャージがかかります。

Img_5454今日はアジア側を乗り潰すため、まずフェリーでKadikoy(カドゥキョイ)へ。
船旅は20分ほど。風も強くないので、室外のベンチで過ごしました。
乗客がパンをちぎって投げるので、かもめがどの船にも集ってきます。
Img_5456カドゥキョイ到着直前、大きなHydrapasa(ハイデラパシャ)駅が見えて来ます。その脇には鉄道車輌航送用の船も見えます。

カドゥキョイのノスタルジックトラムはループとなっている区間をぐるぐる回っています。
駅は船着き場から右前方に約5分歩いたところ。トラムのちゃんとしたサインが無いので、どこが乗り場かわかりにくいのが難。バス停が沢山あるところの道路側で乗り降りします。
Img_5466電車は昨日のよりは少し新しそうな単車。車体も少し大きく半自動ドアです。かなりこまめに止まり、住民の足になっているように見えます。1周約20分。電車がこの1台だけなのかわかりかねるので、運転間隔はよくわかりません。

Img_5460トラムに続いては、トルコ国鉄のアジア側をAkbilで行けるところまで行ってやろうという魂胆。ハイデラパシャ駅までは15分ほど歩いたでしょうか。ハイデラパシャ駅は週に1便はテヘランまで直通列車が出ているまさに中東の玄関。いつかここからアブダビまで鉄道の旅ができたら良いのですが。

中距離、長距離の列車が出るホームと柵で仕切られた近距離電車用ホームにAkbilで入ります。路線図の類いが全くないのですが、とりあえず乗った電車で行けるところまで行く事にします。
電車は4扉クロスシートの6両編成で日中約20分間隔で運転されています。車内に28の停車駅が図示されており、どうやらどの電車もこのAkbil区間の終点Gebzeまで行く模様。
ハイデラパシャ発車時はかなり空いていたのですが、次のSogutlucesmeで大勢乗り込み、立ち客もかなり出るような状態になります。その中、モグリの車内販売をする人や、何かをしゃべりながらティッシュなどを売り歩く、まあ物乞いと言って良いような人が入れ替わり立ち代わり現れます。結構買っている人がいるんですね、これが。
何しろ一度入ってしまえば、出る時はノーチェックですから、何往復しても誰にも咎められないということで、こういうことをするには良い場所なのかもしれません。
列車は各駅に停まりますが、停車時間は10秒ほど、完全に停止する前にドアが開き始め、動き出してから閉まるようなドア扱いです。

Img_5478列車は海沿いを走り、途中には大きな造船所が沢山並んでいるような街もあり、乗客は少しずつは減って行きますが、途中からの乗客もかなりあり、終点Gebzeでも座席は丁度埋まっているくらいの乗り具合でした。
終点までおよそ45kmで所要時間は75分。これで1.5 YTLっていうのはいくら何でも安過ぎじゃありませんかね。

同じ電車で折り返し、ハイデラパシャの船着き場から出る船でヨーロッパ側に戻ったのは17時半過ぎでした。

この日は、夕食はトルコ料理を食べ、丁度そのレストラン近くのPress Museum(報道博物館?)で行われていたトルコの音楽とダンスのパフォーマンスを見ることができたのはラッキーでした。

シルケジ駅に着いたのは20:50頃、テサロニキ行の夜行が出発する直前でした。

(4)イスタンブール—>ブカレストの旅に続きます。(アップまでしばらく間が空くかもしれません)

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