2005年スイスの鉄道（５）パノラマ急行の旅（ゴールデンパスMOB区間）

2005年に訪れたスイスの鉄道を紹介するシリーズ。
その（５）は、モントルーからインターラーケンまで乗ったパノラマ急行です。

この旅行にあたり、インターネットを通じてパノラマ急行の座席を予約したところ、幸いな事に、展望車の２列目の席が２つ取れました。当時娘は２才でしたから、当然膝の上ということで。
展望車の座席は（４）の写真を見て貰えればわかりますが、運転台の前に横２列で、進行方向に対して右側が３席、左側が１席となっており、我々が取れたのは、通路を挟んで１席ずつでした。
右側３席の後ろは運転席の壁があり、実はその後ろの客室からはあまり前面展望がききません。

モントルーを出た列車は、レマン湖を眼下に見ながら高度を上げて行きます。
ところが、発車をしても我々と同じ列の右側の２席の乗客はやって来ません。
この時点で娘は眠ってしまっていたので、その空いている席に横になって休ませてもらいました。

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段々山の中へと向かって行きますが、この後、目を覚ました娘は、急カーブのため右へ左へと移り変わる風景を目の前で見せられて、酔ってしまい、少しもどしてしまいました。幸い周りに迷惑をかけるほどではありませんでしたけど。

急カーブを走るパノラマ急行。真ん中に機関車が連結されているのが見えます。
で、お隣が空席だった理由がコレ。
なんとお隣さん（ちなみに日本人のご夫婦）は、出発間際に慌てて飛び乗る時に、車内を前方に通り抜ければいいやと、この機関車よりも後ろに乗ってしまったため、停車時間が長い途中駅まで約1時間、折角展望車の席を予約していたにもかかわらず、後ろの車両で足止めをくらっていたということでした。

（６）は、パノラマ急行の標準軌区間です。