1972年の首都圏の国鉄(3) ー157系特急
157系は言わずと知れた特別準急「日光」用としてデビューした車両ですが、すぐに東海道線の特急「ひびき」用に増備され、新幹線開通後はその特急用が急行「伊豆」に転用されて、その後1969年に157系の急行「伊豆」は特急「あまぎ」に格上げされるけど、153系の急行「伊豆」はそのまま急行として残る、といった使用した列車の種別が複雑な変遷をたどった系列でした。
「日光」系統からは「あまぎ」運転開始時に撤退していたので、1972年時点で157系が使われていたのは「あまぎ」と季節列車の「白根」でした。
東京駅で発車を待つ「あまぎ」です。
急行「伊豆」が153系15両で運転されていたため、7両または9両で運転されていた「あまぎ」は編成が短く見えました。
上野駅に到着する「白根」です。
「あまぎ」と「白根」はこの3年後に183系1000番台に置き換えられましたから、157系は実働17年弱という短命でした。
その後も、貴賓車であるクロ157を走らせるために4両がしばらく残されましたが、それが走行する姿を私は見る機会がありませんでした。
最近の写真としては、東京駅で発車を待つ「あまぎ」の後継である185系「踊り子」です。183系の「あまぎ」は約5年半ほど運用された後、急行「伊豆」の格上げと共に、「踊り子」となり、その後、新幹線リレー号に使用されていた185系が東北新幹線上野開業で余剰となったことで、185系に統一されました。
「あまぎ」と「伊豆」の関係を考えれば、「あまぎ」の後継は「スーパービュー踊り子」と言えるかもしれませんが、「伊豆」の廃止から「スーパービュー踊り子」登場まで9年ほどのギャップがあり、もともと157系は特急用車両としては少し格が落ちる形式だったので、185系の方が近いイメージがあります。
こちらは「白根」の後継である現在の特急「草津」で、鶯谷を通過し上野に向かうところです。
1985年の上越新幹線上野開業時に「白根」(1982年に183系から185系に変更)は急行「草津」と統合されて、新特急「草津」となり、185系に車種も統一されましたが、2014年に651系1000番台に置き換えられています。
(4)は165系急行です。
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