COP28会場を覗いて来ました(2)
COP28会場のGreen Zoneの風景を紹介します。
万博でUAE館として使われた建物は、The House of Sustainabilityというパビリオンになっていました。
ただ、中の構造は変わっておらず、使われている映像などが一部で差し替えられていた程度で、シアターで上映されていたアニメーションも、万博の時と比べて、最後に「2050年にカーボン・ネット・ゼロを達成する」という宣言が付け加わったくらいの違いでした。
出口フロアには、その方策がいくつか示されていましたが、その中の一つとして、鉄道でUAE国内の11都市間で旅客輸送を行う、という計画も示されていました。
サステナビリティーゲート近くのEnergy Transitionハブでは、エネルギー関係の企業などが今後どのように二酸化炭素の排出を減らして行くのかをプレゼンしていました。
Global Decarbonization Acceleratorというブースでは石油天然ガス産業においてどのようにネットゼロを実現するのかというパネルディスカッションのようなものが行われていました。こちらは完全に物見遊山モードだったので、中にはいるのは遠慮しました。
オポチュニティーゲート近くのConnect Conference CenterではAbu Dhabi Sustainable Weekのサミットが開催されていました。
メインの会議が行われているのはBlue Zoneであり、このBule Zoneへの入口が何ヶ所か設置されていましたが、もちろんそちらにはInvitationのある者しか入れません。そしてGreen ZoneとBlue Zoneの間にはベルリンの壁のような仕切りが設けられていました。
Climate Financeハブ。ここが一番人が集まっていたように感じました。
Technology & Innovationハブは温暖化を抑制するための技術を紹介するハブで2ヶ所あり、この2の方では主に電気自動車など輸送機器における新技術を紹介するブースが設けられていました。ちなみに、手前に置いてある車は1967年型のアストンマーチンですが、外観はそのままで電動化した車を展示していました。
このハブの中ではJAXAもブースを出していました。ただ、それ以外は日本勢は影が薄いというのが率直な印象でした。
以上です。
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