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2024年2月

2024年2月26日 (月)

2023/2024年末年始の日本旅(24)イスタンブール・シルケジ駅

イスタンブールのシルケジ(Sirkeci)駅は、長らくヨーロッパ側のターミナル駅でした。
しかしながら、ボスポラス海峡を海底トンネルで潜り抜け、ヨーロッパ側とアジア側を直結するマルマライ(Marmaray)が開業すると、トンネル区間に位置するシルケジ駅は地下の中間駅となりました。

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ただ駅自体は、トプカプ宮殿などイスタンブールの見どころの最寄駅であるため、駅周辺は相変わらず賑わっていました。

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正面入り口から入ると右手奥にマルマライの地下駅への入り口があります。

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一方、旧駅までの路線は廃線になったわけではなく、現在、この旧線にまた列車を走らせるための工事が進んでいます。今回、駅を見下ろせるホテルに泊まりましたが、ホテルの上層階から見下ろすと、ホームへと繋がる線路はきちんと敷かれ、信号機にも電源が入っているのがわかりました。

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2009年にも駅裏のホテルに泊まったのですが、その時の写真がこちら。手前でマルマライの建設工事が行われていました。

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2024年2月22日 (木)

2023/2024年末年始の日本旅(23)イスタンブールのトラムT5系統

イスタンブールトラムのT5系統は2021年に開業した新しいトラムで、ガラタ橋に近いエミノニュ(Eminonu)駅アリベイキョイ・セプ・オトガリ(Alibeykoy Cep Otogari)駅の間を結んでいます。ドバイのトラムと同じで架線の無い、線路間にある第3軌条から集電するシステムです。

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5車体連接のユニットを2ユニット繋げた形で運用していますから、かなりの収容力です。

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エミノニュ駅は乗車ホーム、降車ホームで挟んだ構造。ここから金角湾に沿って路線が伸びていて、対岸がだんだん近づいて来て、終点近くになると川になる、といった風景です。

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先頭車は台車が中央に一つという単車構造。モーターと車輪の上の座席を高くして、その分、全体を超低床構造としています。

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2024年2月18日 (日)

2023/2024年末年始の日本旅(22)イスタンブールのトラムT1系統

イスタンブールのトラムは、前回訪問時に開業していたT1〜T4には乗っていました。トラムのうちT2、T3系統は、ノスタルジックトラムと呼ばれ、観光目的で旧市街地内で古い車両を走らせているものですが、T1、T4と新たに運転を始めたT5の3系統は市内交通の担い手となっています。

このうち旧市街の見どころ近くを貫いているのがT1系統になります。1992年に開業しカバタス(Kabatas)駅ベシラ・メルケス(Bagcilar Merkez)駅を結んでおり、乗り潰し目的でなくても観光しているだけで乗る機会が多くなる路線です。

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車両は前回訪問時も走っていた700形と写真の800形があり、どちらも3車体連接車で、これを2ユニット連結した6両編成で運転していますが、中心市街地では混雑していることが多いです。

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T1系統の走る道路は、中心市街地では一般車は入れないトランジットモールになっている区間が多いです。

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トプカプ宮殿横の下り坂を下ってくる700形。車との接触が多いのか、前面にはかなり傷があります。

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2024年2月17日 (土)

2023/2024年末年始の日本旅(21)イスタンブールのケーブルカー

イスタンブールは平地が少なく、丘陵地に海が入り込んでいるような地形です。そのため、高低差のある区間を結ぶケーブルカーロープウェイが都市交通の一翼を担っています。
2009年に訪れた際には、すでにF1、F2の2つのケーブルカーが運転されていましたが、今回はその後に開業したF3、F4の2系統ケーブルカーに乗りました。

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F3系統は2017年に開業したケーブルカーで、メトロM2系統の支線であるセイラント(Seyrantepe)駅ヴァドイスタンブール(Vadistanbul)駅の間を結ぶ0.75kmの路線です。写真のような赤い車体の車両が上下しています。

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F3系統の山頂駅のセイラント駅です。この駅の近くには大きなスタジアムがあり、そこへの観客輸送のためにメトロのM2支線が建設され、丘の上にあるその駅と、谷間にある商業施設との間を結ぶケーブルカーとして作られたようです。

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一方、F4系統は2022年に開業した全線トンネル内を走るケーブルカーで、メトロM6系統の終点で、山頂駅のボアズィチ大学/ヒサルス(Rumeli Hisarustu)駅と、山麓駅であるアシヤン(Asiyan)駅の間、0.8kmを結んでいます。こちらの車体色は青です。

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2024年2月16日 (金)

アブダビ国際空港はザーイド国際空港に改名

以前にアブダビ国際空港新ターミナルビルが開業した際にも紹介しましたが、アブダビ国際空港が、UAEの初代大統領である国父と讃えられるシェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アルナヒヤーン(Sheikh Zayed bin Sultan Al Nahyan)元首長にちなんで、ザーイド国際空港に正式に改名されました。

『Abu Dhabi International officially renamed Zayed International Airport』

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改名は2月9日付です。

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2024年2月12日 (月)

今日(2月12日)は大雨ー緊急速報が鳴り響きました

昨日から断続的に雨が降っていたのですが、本日早朝から、雷鳴を伴った強い雨が数時間降り続きました。これにより道路は冠水して、私のオフィスでも出社できない者などが現れました。

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今回、初めての経験だったのは、写真のような「緊急速報」「警告通知」が5〜6回、携帯電話に入ってきたこと。日本の緊急地震速報と同じように、かなり大きな通知音が鳴ります。でも、その内容はそこまで緊急度が高いものではなさそうでした。

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最後に来た通知は、「不要不急の外出は避けましょう」程度ではなく、「絶対に必要な場合以外は家から出るな」という強いものでした。

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ただ、この時点で雨雲は東に流れて、アブダビは晴れ間が出ていたのですが。

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2024年2月10日 (土)

2023/2024年末年始の日本旅(20)羽田からイスタンブールへ

今回の休暇はトルコ航空での往復。往路は成田着でしたが、復路は羽田発でした。

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羽田空港第3ターミナルの出発カウンターです。出発の3時間前にチェックイン開始ですが、その前にカウンターには到着していました。
実は、今回は搭乗前にオンラインチェックインをしようとしたのですが、なぜかトルコ航空のサイトで何度トライしてもエラーが発生してしまっていたので、変な座席がアサインされないように早めに空港に来た次第。
ちなみに写真手前に写っている端末で、チェックインを試みてみましたが、こちらは座席の選択までは終わったのですが、その後に電話番号を入力しろという画面になり、そこで画面のキーがまともに反応しない状況に陥ったので、途中で諦めました。
日本の首都を代表する空港の国際線ターミナルにある端末にしては、ちょっとお粗末だと思います。

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トルコ航空はスターアライアンスメンバーなので、今回もANAのビジネスラウンジを使えました。相変わらず混んでいます。

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搭乗口は146番。この第3ターミナルの搭乗口までの道のりが遠いのは相変わらず。しかも今回は搭乗券に搭乗開始と書かれていた出発40分前には、もうファイナルコールのアナウンスがしつこく流れていましたので、また小走りになってしまいました。でも、実際の出発は定刻でしたが。

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2024年2月 4日 (日)

2023/2024年末年始の日本旅(19)年末年始のスタンプラリー

昨年夏に帰国した際には、京浜急行の「夏詣」イベントに乗っかって、京急沿線を行ったり来たりしましたが、今回は、帰国してみたところ、いろんなスタンプラリーが開催されていることがわかり、それに同時並行で乗る形で首都圏の多くの民鉄に乗った、ということです。

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「メイン」のラリーとなったのは「第13回かんとうみんてつスタンプラリー」
関東地方の民営鉄道42社が参加しており、東京、神奈川、千葉の3都県と、埼玉&北関東3県の4つのブロックに分けられていて、それぞれのブロックで3社制覇、全社制覇をすると、賞品が当たる抽選に参加できる、デジタルスタンプラリーです。
今回は休暇前から千葉県内は一通り回ってみるつもりだったので、ちょうど良い機会だと思って参加しました。
デジタルスタンプなので、「furari」というアプリをスマホにインストールして、各社の設置駅で「スタンプ獲得」ボタンを押すと、ゲットできるというもの。このスタンプの場合は改札を出る必要がなく、電車の車内からでも獲得できるので、効率が良いのが特徴でした。
何しろ上信電鉄やひたちなか海浜鉄道なども含まれているため、42社全社制覇はなかなか大変。結局、埼玉&北関東は埼玉県内の3社(埼玉新都市交通、埼玉高速、東武鉄道)、東京都内も3社(東京メトロ、東京臨海、ゆりかもめ)でしたが、千葉県内は全12社をまわることができました(神奈川は京急のみ)。

この「furari」というアプリはUAEに戻ってくると立ち上がらないので、残念ながらゲットできたスタンプがどのようなものだったかは紹介できません。

なお、このデジタルスタンプは通過中の列車からでも獲得できる場合があります。実は、芝山鉄道に乗りに行った時にはスカイライナーで新鎌ヶ谷から空港第2ビルまで一気に移動したのですが、その際、北総鉄道(千葉ニュータウン中央)成田高速鉄道アクセス(成田湯川)でスカイライナーが130kmで走行中にスタンプを獲得できるか試してみたのですが、千葉ニュータウン中央では失敗しましたが、成田湯川では成功しました。

抽選の賞品が当たることは期待していませんでしたが、良いきっかけになりました。

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もう一つ、真面目に回ったのが「私鉄10社スタンプラリー」。こちらは関東の大手私鉄10社が参加しているラリーで、各社のスタンプ設置2駅を回れば、オリジナルシールがもらえて、5社もしくは10社制覇で、抽選に応募できるというもの。
こちらは従来型のスタンプであり、スタンプの設置箇所は改札外なので、それぞれの駅で下車しなければなりません。
これもさすがに10社全部は無理なので、5社を目標に、京成、TX、東京メトロ、東武、そして最後が京急の神武寺駅だったということです。

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ちょっと残念だったのは、千葉の「懐かしのヘッドマークスタンプラリー」
これは内房線、外房線を走っていた列車のヘッドマーク(デジタル)を集めるラリーで、始発側の東京都内や千葉までの各駅と、終点側の内房線、外房線の各駅(10駅)を回ってデジタルスタンプを集めて、その達成度に応じてゲットできるスタンプがレアなものになって行くというもの。6つで急行8つで夏臨快速といった具合です。
このデジタルスタンプは「エキタグ」というアプリをインストールして、各駅のスタンプ設置箇所にタッチさせることで獲得できるので、最初に紹介した「みんてつ」のラリーとは違って、改札口を出る必要があるので、ちょっと時間がかかります。

そしてこのスタンプラリー、存在に気がついたのが、いすみ鉄道で大原に出て、そこから銚子に向かっていた時で、その時点で大原、上総一ノ宮、茂原、大網といった駅を通り過ぎてしまっていました。ということで外房線は諦めて、内房線の8駅制覇を目指したのが、(17)で紹介した内房線の夜景を撮った時ということです。

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