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2024年2月18日 (日)

2023/2024年末年始の日本旅(22)イスタンブールのトラムT1系統

イスタンブールのトラムは、前回訪問時に開業していたT1〜T4には乗っていました。トラムのうちT2、T3系統は、ノスタルジックトラムと呼ばれ、観光目的で旧市街地内で古い車両を走らせているものですが、T1、T4と新たに運転を始めたT5の3系統は市内交通の担い手となっています。

このうち旧市街の見どころ近くを貫いているのがT1系統になります。1992年に開業しカバタス(Kabatas)駅ベシラ・メルケス(Bagcilar Merkez)駅を結んでおり、乗り潰し目的でなくても観光しているだけで乗る機会が多くなる路線です。

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車両は前回訪問時も走っていた700形と写真の800形があり、どちらも3車体連接車で、これを2ユニット連結した6両編成で運転していますが、中心市街地では混雑していることが多いです。

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T1系統の走る道路は、中心市街地では一般車は入れないトランジットモールになっている区間が多いです。

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トプカプ宮殿横の下り坂を下ってくる700形。車との接触が多いのか、前面にはかなり傷があります。

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バザールに近いベヤジット(Beyazit)駅辺りもトランジットモールです。

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アヤソフィア近くのカーブを曲がる800形。この道路の向こう側では遺跡の発掘が行われていました。

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ホテルの窓から見たシルケジ駅と、その駅前に停まる700形です。

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シルケジ駅前を出たトラムは船着場前の交差点を左折し、ガラタ橋で金角湾を渡ります。

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同じ3車体連接といっても700形の場合、中間車は車体長が1.5mほどしかありません。車内には2人掛けのロングシートがあるだけで、この真下に台車があるようです。一方、800形の中間車の車体長は4〜5mあります。

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T1系統の西側の終点であるベシラ・メルケス駅は、メトロM1系統のベシラ・メイダン(Begcilar Meydan)駅から少し歩いたところにあります。前回訪問時には、この駅の手前の交差点でトラックが立ち往生してしまい、乗っていた電車がこのホームまで辿り着けなかった、という事態が発生していたので、今回の乗車で間違いなく全線完乗となりました。

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ガラタ橋を渡る700形です。

次回は新しいトラムT5系統を紹介します。

 

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