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2024年2月26日 (月)

2023/2024年末年始の日本旅(24)イスタンブール・シルケジ駅

イスタンブールのシルケジ(Sirkeci)駅は、長らくヨーロッパ側のターミナル駅でした。
しかしながら、ボスポラス海峡を海底トンネルで潜り抜け、ヨーロッパ側とアジア側を直結するマルマライ(Marmaray)が開業すると、トンネル区間に位置するシルケジ駅は地下の中間駅となりました。

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ただ駅自体は、トプカプ宮殿などイスタンブールの見どころの最寄駅であるため、駅周辺は相変わらず賑わっていました。

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正面入り口から入ると右手奥にマルマライの地下駅への入り口があります。

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一方、旧駅までの路線は廃線になったわけではなく、現在、この旧線にまた列車を走らせるための工事が進んでいます。今回、駅を見下ろせるホテルに泊まりましたが、ホテルの上層階から見下ろすと、ホームへと繋がる線路はきちんと敷かれ、信号機にも電源が入っているのがわかりました。

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2009年にも駅裏のホテルに泊まったのですが、その時の写真がこちら。手前でマルマライの建設工事が行われていました。

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現在のシルケジ駅の切符売り場。おそらくアジア側の高速列車の切符も売っているのだと思います。

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これも2009年の写真。駅務室内の明るさが違います。また屋根の形が少し変わっています。

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15年前は、長距離列車の切符は紙の台帳に売られた区間と種類を書き込んでいましたが、そういった昔ながらの取り扱いは無くなったようです。

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現在、イスタンブールから出るヨーロッパ側の長距離列車はブルガリアのソフィア行のみのようで、マルマライの終点であるハルカルを発着駅にしているようです。

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旧線のホームは写真のように囲われていましたが、その覆いにも復活するらしい路線の運転系統が図示されていました。

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2009年当時は、1番線ホームは長距離列車、島式の2、3番線ホームが近郊列車という使われ方でした。現時点で1番線ホームの嵩上げは行われていないようでしたが、果たして路線復活後に長距離列車は戻ってくるのでしょうか。

次回はシルケジ駅のミニ鉄道博物館を紹介します。

 

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