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2024年2月17日 (土)

2023/2024年末年始の日本旅(21)イスタンブールのケーブルカー

イスタンブールは平地が少なく、丘陵地に海が入り込んでいるような地形です。そのため、高低差のある区間を結ぶケーブルカーロープウェイが都市交通の一翼を担っています。
2009年に訪れた際には、すでにF1、F2の2つのケーブルカーが運転されていましたが、今回はその後に開業したF3、F4の2系統ケーブルカーに乗りました。

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F3系統は2017年に開業したケーブルカーで、メトロM2系統の支線であるセイラント(Seyrantepe)駅ヴァドイスタンブール(Vadistanbul)駅の間を結ぶ0.75kmの路線です。写真のような赤い車体の車両が上下しています。

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F3系統の山頂駅のセイラント駅です。この駅の近くには大きなスタジアムがあり、そこへの観客輸送のためにメトロのM2支線が建設され、丘の上にあるその駅と、谷間にある商業施設との間を結ぶケーブルカーとして作られたようです。

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一方、F4系統は2022年に開業した全線トンネル内を走るケーブルカーで、メトロM6系統の終点で、山頂駅のボアズィチ大学/ヒサルス(Rumeli Hisarustu)駅と、山麓駅であるアシヤン(Asiyan)駅の間、0.8kmを結んでいます。こちらの車体色は青です。

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F3系統の車内はフラットです。ということは高低差はそれほどでもないということでしょう。

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この路線の特徴は、とにかく曲がりくねっていること。ギリシャ文字のイプシロンを少し引き延ばしたような線形です。ちなみに右上に写っているのがスタジアムです。右に曲がった線路はスタジアムの手前で左に急カーブを切り、スタジアムの擁壁の下を回り込むように右にカーブして行きます。

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奥に見えるのが山麓駅が併設されている商業施設です。左手前にもう1両のケーブルカーの真横が見えています。こういう角度でもう1台が見えるケーブルカーは珍しいと思います。

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一方、F4系統は車内に段差があるタイプで、かなりの急勾配ということでしょう。高低差は120mのようです。

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こちらは線形もF3系統とは異なり真っ直ぐ。山麓駅までしっかり見えます。

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当然のことながら、トンネルの真ん中で離合します。

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F4系統山麓駅のケーブループーリーです。ケーブルカーというと、山頂駅だけに滑車があって、釣部式に車両を上下させているものと思っていましたが、この新しい2つのケーブルカーは、山麓駅にも滑車があって、クローズになったケーブルの2箇所に車両がつながっているようです。
かつて成田空港第2ターミナルにあった「水平エレベーター」と同じような構造のようです。

次回はトラムのT1系統を紹介します。

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