2023/2024年末年始の日本旅（３２）イスタンブール・トプカプ宮殿（２）

トプカプ宮殿の中では様々な収蔵品が展示されており、見どころが多いのですが、その中のいくつか紹介します。
なお、宮殿内では一部に撮影禁止の場所があるので、そのエリアでは撮影していないつもりです。

オスマン帝国時代に宮殿内で使われていたもの、収集されたものなどが展示されています。
スプーン・ダイヤモンドと呼ばれる８６カラットのダイヤモンド。大きな３つのエメラルドが特徴のトプカプの短剣といったものも展示されています。

おそらくスルタンが使っていたであろうコーランです。

先日アップしたシャルジャのカリグラフィー博物館のページにも書きましたが、アラビア語・イスラム教に由来するカリグラフィーが発達したのはトルコですから、ここにも数多くのカリグラフィーが展示されていました。

にほんブログ村

にほんブログ村

シャルジャに比べると、展示されているカリグラフィーがどれも華やかです。

カリグラフィーのように書かれたコーランです。

そして、これはアップして良いのか少し迷ったのですが、トプカプ宮殿には、偶像崇拝になるとして肖像画も禁じられている、預言者ムハンマドに関わるものがいくつか展示されていました。これは足形。

ムハンマドのサンダル（右）と、１７世紀に作られたムハンマドの歯を入れるケース（左）。

ムハンマドの書いた手紙。
この辺はオーケーの範囲ということでしょうか。

第３代正統カリフ・ウスマーン（UTHMAN）が書いたコーランの一節です。

次回はバザールなどと紹介します。