惜しくも6位(7人制ラグビー)
以前に紹介した、7人制ラグビーのHSBC SVNS シリーズ。この週末は第7戦のシンガポール大会が行われました。
12カ国がコアチームとして参加しているこのシリーズは、次の最終第8戦では上位8カ国はチャンピオンシリーズに出場できますが、下位4カ国は下部シリーズの上位4カ国とも戦うチャレンジシリーズに回り、そこで上位4カ国に入らないと、コアチームに残れなくなってしまいます。
女子のみがこのコアチームとして戦っている日本ですが、ここまでの成績が10位。9位のブラジルとは7ポイント、8位の英国とは9ポイントの差がありました。
でも今大会で日本は、プール戦で現在4位のアメリカに9年ぶりに勝利するという金星を上げて、プール2位で準々決勝に進出。プールでの成績が良かったので、豪州、ニュージーランドではなく、フィジーとの対戦となり、初めて準決勝に進出できるかも、その結果上位8カ国に入れるかも、という期待が膨らみました。
4日午後に行われたフィジー戦は、結果として10対12で敗戦。
コンバージョンキックの差が出たのと、最後のロスタイムでの攻撃であと数十cmまで迫ったにも関わらず、という惜しい試合でした(2000年1月に行われたNFLのスーパーボウルで、最後のプレーでタイタンズがあと1ヤード届かず「The Longest Yard」と言われた試合が思い出されます)。
ドバイ大会でもプレーしていた、フィジー戦のヒロインとなった矢崎選手です。
その結果として5日午後にアイルランドとの5位決定戦を戦った日本でしたが、これも17対19で惜敗。こちらもロスタイムにトライを奪ったものの、コンバージョンが決まらずに追いつけなかったという試合でした。
UAEでも観ることができるRugbypass.tvで試合を観ていましたが、昨日も今日も、アナウンサーが「日本は準決勝にセンチメートル、ミリメートル届かなかった」と、フィジー戦の最後の攻撃のことを言い続けていました。
レバタラですけど、どちらの試合も試合終盤に立て続けてにトライをとることができたけど、その時にはドロップキックの上手い内海選手が下がっていた、というのも不運でした。
ドバイ大会での内海選手と、ピンボケですけど、そのコンバージョンキックです。
この試合で日本はブラジルを抜いて9位になるはずです。
今月末にマドリードで開かれるチャレンジシリーズでは、最上位チームとして出場することになりますが、きっちりコアチーム残留を決めてくれると思います。
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