2024年夏の日本旅(12)北海道の旅ー旧士幌線の遺構
タウシュベツ川橋梁ツアーの後半は、第5音更川橋梁と幌加駅跡です。
第5音更川橋梁は、幌加駅と十勝三股駅の間にあった橋梁で、車内から見ただけでしたが、こちらはタウシュベツ川橋梁と同時期の建設であるにもかかわらず、しっかり残っていました。
ただ、橋脚の下の方のコンクリートは削られており、やはりこの部分は水に浸かったり空気中に露出したりを繰り返しているので劣化が進んでいるとのことです。
糠平駅と十勝三股駅の間は1978年にバス代行に切り替えられ、中間駅であった幌加駅もこの時点で使われなくなりました。
廃線後、十勝三股駅などは設備が撤去されたようですが、幌加駅に関しては線路がそのまま残されたらしく、それが現在では観光資源として活用されることとなっています。
このような看板が整備されて、幌加駅の沿革が説明されています。私が初めて士幌線を訪ねたのは1982年のことで、すでにバス代行になっていましたから、この幌加駅は自分にとっても今回が初めての訪問となりました。
駅の脇にあった官舎のトイレなどの跡。かつては500人近く住んでいた集落だったそうですが、今は完全に森の中になっています。
この駅名標は当時のものではなく、近年整備されたそうですが、この白い色が国道からもよく見えるので車で、通りかかった人が立ち寄るきっかけになっているそうです。
糠平駅の跡には鉄道資料館が作られていました。1982年に来た時には、ここでバスと鉄道を乗り継いだはずです。資料館の中には士幌線の歴史や使われていた道具が展示され、廃線直前に撮影したと思われる運転台からの映像も流されていました。
ちなみに、糠平の住民は現在70名ほどだそうです。
糠平ダムができた時に糠平駅も移転し、線路が大きく曲げられたため、駅全体がカーブしていました。その構内に車掌車とイコライザーが目立つ台車が置かれています。
32年前も同じルートを通ったはずで、当時の写真に写っている背景の山は、その上の写真の右端に写っている山のようです。
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