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2024年8月12日 (月)

2024年夏の日本旅(20)マカオLRT

マカオLRTは、主にマカオのタイパ島を走る鉄道で、2019年に開業しています。
現在はタイパ・フェリーターミナル駅媽閣(Barra)駅の間12.5kmを結んでいて、特にカジノホテルが林立するエリアを貫いているので、本来は観光客がもっと利用して良い路線だと思います。

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前の記事に書いたように、外港(アウターハーバー)の方に着いてしまったため、LRTの駅まではタクシーに乗らなければなりません。ところが言ってみればマカオの表玄関のはずなのに、上の写真のようにタクシーがいない。また待つ人も少ない。観光客は送迎車のような車にみんな乗り込んでいました。
実際にマカオはタクシーが少ないようで、移動の際には注意が必要です。また、マカオのタクシーの運転手はあまり英語が通じないというのも驚かされました。よく考えてみればマカオは香港と違ってポルトガル語圏なんですから、当然と言えば当然なのですが。

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そして、ここでまた一つミスを犯していて、LRTの媽閣駅と海洋(Ocean)駅の1駅間は昨年末に開業したのですが、手元のガイドブックや地図にはそれが反映されておらず、終点は海洋駅だと思い込んで、タクシーで向かってしまいました。
タクシーは香港ドルも使えて、海洋駅までは65ドル程度。もし媽閣駅までの開業とその位置がわかっていたら、多分40ドルくらいで行けたと思います。

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マカオLRTは三菱重工クリスタルムーバーが採用されており、2両編成の無人運転。駅のホームは4両編成にも対応できる長さになっていました。

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乗車するためにはトークンを購入するのですが、こちらは香港ドルは使えず、マカオパタカが必要になります。
ここまで来て媽閣駅まで延伸していたことがわかり、その一駅を乗ることも考えたのですが、自動販売機のところに駅員がべったり張り付いて、どこまで行くのかとか色々うるさい。媽閣の発音もよくわからず、「タイパ・フェリーターミナル」と答えてしまいました。
そしてホームに人気がなく、逆方向の電車に乗るのも気が引けてしまったので、完乗は諦めて大人しくタイパ・フェリーターミナルに向かいました。

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海洋駅を出ると、しばらくは高層マンションが立ち並ぶ住宅街の中を走ります。

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だんだんカジノホテルが目立つようになります。

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無人運転なので、正面からの展望が利きます。しかし、利用客は残念ながら今一つといったところ。現在支線の建設が進んでおり、これらが開業すればもう少し増えるのでしょうか。

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途中、マカオ空港によって、終点のタイパ・フェリーターミナル駅に到着。所要時間は約20分でした。

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タイパ・フェリーターミナル駅の外観です。

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タイパ・フェリーターミナルはアウターハーバーよりもはるかに立派な建物でした。
ここからまたタクシーに乗ってアウターハーバーに戻りました。こちらも65香港ドル程度、やはり英語は通じにくい、でした。

次へ香港の鉄道博物館について紹介します。

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