2024年夏の日本旅(19)マカオへの高速船
これまで何度か香港には来ていますが、マカオには行ったことがありませんでした。
でも2019年にマカオにもLRTが開業したので、今回は足をのばすことにしました。それもあって、マカオへの高速船が発着する上環地区にホテルをとっています。
高速船のターミナルはモールを併設したビルにあり、切符売り場があるのは3階。2社が運航しており、赤いターボジェット(TurboJET / 噴射飛航)。
そして青いコタイ・ウォータージェット(Cotai Water Jet / 金光飛航)があります。
実は、7月31日までは香港訪問客がマカオに行くなら、マカオ政府が運賃を負担する形で片道無料となるキャンペーンをやってました。ただ数が限られていて先着順なので、その日の割り当てがなくなるとこういう貼り紙が出ます。今回も入手はできませんでした。
運賃は片道175香港ドルです。
乗船したのは赤いターボジェットの方。ネットなどでもまずこちらの会社が紹介されるので、そちらが便数も多いのだろうと乗ったのですが、でもこれは大失敗でした。
香港からマカオに行く場合は国境をまたぐ扱いになるので、出国手続きをして乗船待合室から船に乗り込みます。
座席はこんな感じで、背もたれは厚くクッションも良好ですが、シートピッチは狭めです。海は穏やかで揺れはありませんでした。
乗船待合室に入るところで、係員が座席番号のシールを台帳から剥がしてチケットに貼り付けて行きます(緑のシール)。70年代の日本の航空会社の搭乗券にこんなシールが貼られていたのを見た記憶があります。
所要時間は60分と言われてましたが、マカオが近づくとかなりゆっくり航行する必要があったらしく、実際には70分近くかかりました。
着いたのはマカオの外港(アウターハーバー)。でも、よくよく見たらLRTは、マカオのもう一つの港で、コタイ・ウォータージェットの到着地であるタイパ・ターミナルが始発駅。つまりLRTに乗るのが目的なのに、ターボジェットを使ったがために余計なタクシー往復が必要となってしまったということです。
このあたり、マカオへの高速船やLRTについての確認が足りていませんでした。
次はマカオのLRTを紹介します。
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