2024年12月
2024年12月31日 (火)
2024年12月30日 (月)
2024/25年年末年始の旅(8) 高雄の鉄道博物館(台湾編8)
台湾の鉄道博物館としては、台北よりも早く、2016年にオープンしていたのが高雄の哈瑪星台湾鉄道館です。高雄市が旧高雄港駅エリアの倉庫地区をリノベーションして、芸術特区として整備していますが、その一部を構成している形です。
最寄駅はオレンジラインとグリーンラインの哈瑪星駅です。
建物は現存する倉庫群のうちの2つを使っていて、アジア最大級のジオラマがあるそうです。ただ残念ながら、台風の被害を受けて現在長期休館中(修復中)らしく、今回は中を見ることができませんでした。
博物館の外周ではこのようなミニ列車が運転されていますが、さすがにこれだけに乗る人はほとんどいないようで、開店休業状態でした。なお、ミュージアムショップでの買い物はできます。
一方、この旧高雄港駅は、かつては港に隣接した広大な貨物駅だったようで、そのエリアが広大な芝生の広場になっていて、昔の車両の他に、大きなアート作品も展示される、「哈瑪星鉄道文化園区」と名付けられたエリアになっています。
旧高雄港駅の駅舎は、高雄港駅の旧名をとって、「旧打狗駅故事館」としてこれも博物館となっています。ただこちらは月曜日が休館だったので、中を見ることはできませんでした。写真は旧ホーム側から見た駅舎です。
2024年12月29日 (日)
2024年12月26日 (木)
2024/25年年末年始の旅(6) 高雄、台中の都市鉄道(台湾編6)
台湾で、都市内の交通を担う鉄道は、台北以外にも高雄、台中で開業しています。
高速鉄路のおかげで、台北を拠点にしたまま、これらを1日で乗り潰すことができるので、朝一番の高鉄列車に乗って高雄(左営)に向かいました。
高雄は地下鉄が2路線とライトレールが1路線走っています。
このうち、地下鉄は南北を結ぶレッドラインと、東西を結ぶオレンジラインがあります。レッドラインは左営から北では台湾鉄路と並走しており、このあたり、台鉄を増発して役割分担するといったことは考えられなかったのでしょうか。写真は現在の北端の岡山駅です。
どちらの路線も車両は同じシーメンス社製のものを使っており、ラインカラーはレッド、オレンジですが、車両は外装も内装もグリーン基調です。吊り革を取り付けているパイプがカーブしているのが特徴的でした。
施設は6両対応ですが、現在は3両編成で運転中。よってホームの半分だけが使われており島式ホームでは、上下線で停車位置が完全に分かれている状態です。
2024年12月24日 (火)
2024/25年年末年始の旅(5) 台北のライトレール(台湾編5)
台北の都心部は地下鉄がその輸送を担っていますが、近年、郊外にライトレールが建設されるようになっています。
現在は、淡水地区の淡海軽軌と、台北市南部の丘陵エリアの安坑軽軌の2路線が開業しています。
これらは新北捷運の運営であり、空港で買った台北メトロの72時間券では乗れません。同じ新北捷運運営でも環状線は乗れるのですが、これは成り立ちの違いでしょうか。
淡海軽軌の起点はレッドラインの紅樹林駅。現在の終点は緑山線の崁頂駅と途中から分岐した藍海線の淡水漁人碼頭駅で、それぞれの行き先の列車が交互に出発しているようです。紅樹林駅からしばらくは高架軌道上を走ります。
車両は、日本車輌も出資している台湾車両公司製の5車体3台車の連節型低床電車です。
2024年12月20日 (金)
2024/25年年末年始の旅(4) 台北のメトロ(台湾編4)
台北とその近郊の軌道系都市交通機関は、大量輸送向けの鉄輪式地下鉄、中量輸送向けのゴムタイヤ式高架鉄道、そしてライトレールに分かれます。
今回は、そのうちのライトレール以外を紹介します。
台北のメトロは最初に開業したのがゴムタイヤ式の木柵線(現在の文山内湖線)でしたが、続いて開通した淡水線以降は、鉄輪式の鉄道が整備されて行きました。おそらく台北の発展が当初想定以上で輸送力が足りないと思われたのでしょう。写真は当初導入されたフランス・マトラ社(現在はシーメンス社に吸収)製の車両です。
2009年に内湖線区間が延長開業し、松山空港に直結する路線となっており、ブラウンラインと呼ばれています。車両は路線延長に備えて増備されたボンバルディア社製の車両。2両1ユニットを2組繋げて、4両編成で運転されています。
淡水線は、もともと台湾鉄路が港町の淡水と台湾市街地を結ぶために1901年に建設した路線でしたが、これを都市近郊路線として活用することとなり、台北市街地は地下化するなど、旧線の営業を休止してから10年かけてメトロ化しました。従って、淡水線については地上を走る区間が長くなっています。
淡水線や東側に延伸されて、現在は淡水信義線となり、レッドラインと称しています。他にグリーンライン(松山新店線)、オレンジライン(中和新蘆線)、ブルーライン(板南線)が同じシステムで運行される路線となっています。
車内は、クロスシートの数の多い少ないはありますが、概ねこのようなレイアウトで、3両ユニットを背中合わせに繋げて6両編成で運転されています。
2024年12月17日 (火)
2024/25年年末年始の旅(3) 台湾鉄路西部縦貫線(台湾編3)
台北から高雄までを結ぶ台湾鉄路の西部縦貫線は、かつては台湾の最重要幹線でしたが、高速鉄路開業後は旅客輸送の主役の座は譲ったものと思っていました。
しかし、西部縦貫線は今でも1時間に2本程度、12両編成の特急(自強号)が設定されています。
さすがに台北と高雄を乗り通す人は少ないと思いますが、台北以外の高速鉄路の各駅が市街地とは離れたところに建設されていることもあり、途中の主要都市に対しては、それなりのシェアを維持しているようです。まあこれは高速鉄路は台湾鉄路とは別会社が運営している、ということも影響しているでしょうけれども。
新竹駅に到着するEMU3000形による自強号3000。現在の台湾鉄路の優等列車は、速い列車から順に普悠馬号(東部幹線には太魯閣号)、続いて自強号3000、自強号となっており、逆にかつての主力であった莒光号は1日3往復程度しか走っていません。
自強号3000の車内。車内は白とグレーで統一されていて、ビジネスライクな装いです。
従来型のE1000形による自強号。2007年に訪れた時にはこれが主力でした。今でもまとまった本数が設定されていますが、登場から30年近く経っているので、EMU3000形への置き換えが計画されているようです。
2024年12月16日 (月)
2024/25年年末年始の旅(2) 内湾線(台湾編2)
台湾鉄路が運行する支線のうち、平渓線は1998年に、集集線と当時旅客営業の試験を行なっていた林口線(現在は廃止)は2007年に乗っています。内湾線も2007年に乗ろうと思ったのですが、その時には高速鉄路への連絡線を建設していたのか、長期運休中で乗り残していました。
今回、朝一番の自強号で台北から新竹まで行き、内湾線のディーゼルカーに乗り換えました。内湾線はかつては完全なローカル線だったと思われますが、現在は途中の竹中から分かれて高速鉄路の高鉄新竹駅に隣接する六家までの分岐線が作られ、この区間は複線電化されました。このため、新竹から出る列車の多くは六家行で、内湾に行くには通常は竹中で乗り換える必要がありますが、朝夕は新竹から直通の内湾行が出ています。
車両はDRC1000形の4両編成。この形式は2扉ロングシートの両運転台車。これを4両繋げるのはちょっと運転台が勿体無い気がします。
ロングシートなのですが、窓の上には座席指定の番号のプレートが。なぜか「窓側、通路側」と書かれています。かつてこの車両がクロスシートだったのでしょうか。2007年にこの形式に乗った時もロングシートだったと記憶してますが。
ちなみに、途中の竹東ですれ違った編成にはクロスシートが設置された車両が1両(水色の車両)連結されていました。
2024年12月15日 (日)
2024年12月13日 (金)
ドバイセブンズ、ショットクロックのこと
前回の記事で少し触れましたが、7人制ラグビーのドバイセブンズを観戦していて、今シーズンから、トライ後のショットクロックが変わったことに気がつきました(正規の規則を確認したわけではなく、あくまでも観戦していて気がついた話です)。
昨シーズンは、トライしてからコンバージョンキックを蹴るまでが30秒、コンバージョンを蹴ってから、ハーフウェイラインからの試合再開のキックを蹴るまでが30秒でした。
それが今シーズンは、トライをしてからハーフウェイラインからの試合再開のキックを蹴るまでのトータルが45秒となったようです。
7人制の場合、コンバージョンもドロップキックで蹴るため、外れる確率は低くなく、また試合再開のキックはトライした側が行い、これが10mに届かないと(ノット10m)相手のフリーキックになってしまうので、どちらもそれなりにプレッシャーのかかるキックとなります。
ショットクロックが通算で45秒となったので、コンバージョンに時間をかけると、試合再開のキックが急かされる。試合再開のキックを落ち着いて蹴りたいなら、コンバージョンが急かされる、という状況になったようです。
従って多くのチームは、トライが決まったらコンバージョン担当のキッカーがコンバージョンを狙い、再開のキック担当はハーフウェイラインのところに戻って待機。コンバージョンのキッカーが自陣に戻ったらすぐに再開できるように準備する、という体制をとっているようでした(日本チームもトライを取った後に、「休むのはハーフウェイに戻ってから」とベンチから声をかけていました)。
でも、7名のチームの中に正確にドロップキックを蹴れる選手を常に二人揃えておくというのもなかなか大変で、印象ですが、今年はノット10mが多かったような気がしました。
そんな中、前回記事でも紹介したニュージーランドのRisi Pouri-Lane選手は、両方のキックをこなしており、上の写真のようにコンバージョンキックを蹴った後、フィールドのセンターまで走って戻って、試合再開のキックを正確に蹴っていました。
このショットクロックのルールとなると、それこそ一連のドバイセブンズの紹介記事の最初の方で触れたように、インゴール側から蹴るという方法が理に適っていると言えそうです。特に試合用のボールが少ないとか、ボールボーイがいないような下位レベルの試合では。
それから、このショットクロックのルールになると、審判(タッチジャッジ)が全力疾走で戻らなければならないのが大変だなと、観ていて思いました。
ドバイセブンズの話題は、これで一区切りとしたいと思います。
2024年12月11日 (水)
ドバイセブンズ、女子の注目選手
7人制ラグビーのドバイセブンズ。女子の注目選手を紹介します。
女子の場合、ニュージランドのPortia Woodman選手(次は日本でプレーするとのこと)やMichaela Blyde選手、英国のJasmine Joyce選手といった選手が代表から退いたようですが、有名選手が今シーズンも数多く出場しています。
ドバイセブンズで優勝したオーストラリアのトライゲッターMaddison Levi選手。ドバイ大会で1大会での最多トライ(15トライ)の記録を作りました。パワフルな上に速い、そしてキックオフのボールを掻っ攫う(中村知春元主将がYouTubeで「鎌倉のトビ」と評していました)という表現がピッタリなくらい高さに強い。まだ22歳なのに、すでにHSBCシリーズでは170を超えるトライをとっていますし、2024年の最優秀選手に選ばれています。
妹のTeagan Levi選手もオーストラリアの主力選手です。
オーストラリアのFaith Nathan選手。身体は大きくありませんが、とにかく速い。昨シーズンは38個のトライをとって、ランキング3位でした。
表彰式終了後に、スタジアムの外に出て来たところでサインとツーショット写真をお願いしたら、こんなポーズをとってくれました。
2024年12月10日 (火)
ドバイセブンズ、男子の注目選手
7人制ラグビーのドバイセブンズ。2日間の観戦で活躍が目立った選手を紹介します。あくまでも、自分が見ていて目についたという基準で選んでいます。
特に男子は、日本代表が参戦していないこともあって見る機会が少ない、有力国がオリンピック後に大きくチームを入れ替えたことから「核」となる選手が見当たらないといった事情もあって、「有名」な選手があまり見当たらなかったのが実情でした。
優勝したフィジーのJerry Matana選手。決勝戦でスペインのディフェンスを振り切ってトライをあげていました。
同じくフィジーのGeoge Bose選手。今回が代表初選出でしたが、攻守に目立っていました。
決勝戦でもトライをあげたスペインのPol Pla選手。強豪国とは言えないスペインで、通算で100トライ以上をあげているレジェンドです。
アルゼンチンのMarcos Maneta選手。まだ24歳ですが、18歳からナショナルチームに入り130を超えるトライをとっています。
同じくアルゼンチンのLuciano Gonzalez選手。彼も140を超えるトライをとると共にキッカーも務めていて、アルゼンチンの得点源となっています。
2024年12月 8日 (日)
ドバイセブンズ、日本戦以外のゲーム
7人制ラグビーのドバイセブンズは、優勝が男子がフィジー、女子がオーストラリアでした。
女子は決勝がオーストラリアとニュージーランドという、まあ順当な組み合わせだったのですが、男子は久しぶりに決勝に進出したフィジーと、初の決勝進出で、普段は下位にいることが多いスペインという、男子の実力はかなり拮抗してきているのは間違いありませんが、番狂せと言って良い対戦になりました。
男子のニュージーランドやオーストラリアは、女子とは違って7人制に有力選手が来ないのか、これまでもいつも上位というわけではありませんでしたけど、ハンドリングエラーなどのミスが多く、ニュージーランドは4位、オーストラリアは7位という結果でした。
男子の準々決勝がどの試合も点差が7点以下という熱戦となるなど、手に汗握る展開のゲームが多かったのだったのですが、ここでは3位決定戦と決勝戦を紹介します。
女子の3位決定戦はフランスと英国(Great Britain)の対戦となりました。昨シーズンの成績を見ればフランスの方が格上と思われましたが、今回好調の英国が食い下がり、15対12でフランスが逃げ切りました。
男子の3位決定戦はアルゼンチンとニュージーランドの対戦。アルゼンチンは昨シーズンも序盤好調で、アイルランドの追い上げを交わしてシリーズの総合優勝を飾っていました。アルゼンチンは経験豊富な選手が多いのに対し、ニュージーランドはこの試合でもミスが目立って攻撃が続かず、14対0でアルゼンチンが勝利しました。
女子の決勝はオーストラリアとニュージーランドの対戦。序盤からオーストラリアがリードします。
ニュージーランドもジョージャ・ミラー(Jorja Miller)選手がシャーロット・キャスリック(Charlotte Caslick)選手を振り切って追い上げます。
2024年12月 7日 (土)
ドバイセブンズ、日本代表決勝トーナメント
ドバイセブンズ1日目の予選プールで2位となった日本は、翌日朝の準々決勝は英国(Great Britten)との対戦でした。昨年のドバイセブンズでは勝った相手で、昨シーズンは実力が拮抗していましたが、今年のドバイセブンズでは予選でフランスに勝つなど、調子が良さそうだと思っていました。残念ながら、前日のカナダ戦とは逆に、日本のエンジンがかからないまま点差を広げられてしまったという印象で26対0での敗戦。
この結果、7位、8位決定戦に回ることになりました。
タックルを受ける辻崎選手。なかなかディフェンスラインを抜けませんでした。
今大会4トライをあげた三枝選手のラインブレイクが見られましたが、トライには至りませんでした。
2024年12月 6日 (金)
ドバイセブンズ、日本代表予選プール
7人制ラグビーのドバイセブンズでの女子日本代表チーム(サクラセブンズ)の戦いぶりを紹介します。
ドバイセブンズで日本代表はプールCに入り、ニュージーランド、カナダ、ブラジルと同組となりました。咋シーズンはブラジルとは実力拮抗でしたが、ニュージーランド、カナダとは大差をつけられる試合が多く、またパリオリンピック金メダルのニュージーランド、銀メダルのカナダと同組というのは、なかなか厳しいかと思われました。
しかし、今大会の男女を通じての第1戦となったカナダ戦では、序盤からカナダのディフェンスラインを破って前に出て、着実にトライを重ね、終わって見れば40対5という大差での勝利。カナダのエンジンがかかる前に突き放したという感じでした。
内海選手からのパスを受けカナダディフェンスの穴を突く大谷選手。
高橋選手からのパスを受ける三枝選手。この試合でも最初のトライを含む2トライをあげました。
2024年12月 5日 (木)
ドバイセブンズ、HSBCシリーズ以外のゲーム
ドバイセブンズでは、メインとなるHSBCセブンズシリーズ以外に、ラグビーだけで17ものカテゴリー分けされたトーナメントも行われます。他にもネットボール、クリケット、パデルの試合も行われていました。
ラグビーに関しては、現在はチームに属していないけどUAEに住んでいるかつては選手を募集して作ったチーム同士のトーナメント、のようなものも開催されており、3日間で行われた試合の数は1215を数えるようです。
このうち、International Invitationというカテゴリーは、決勝戦をメイングラウンドで行ったので、おそらくそれら下部トーナメントの中でも、一番上位のものだったのだと思います。
このカテゴリーの男子で優勝したのが「Shogun RFC」というチームでした。
ユニフォームは歌舞伎役者のような顔と太陽と富士山という、いかにも日本を意識したようなデザインでしたが、日本人選手はいませんでした。
メイングラウンド以外で決勝が行われた下部トーナメントでは、プレイヤーズクラブのテラスで表彰式が行われていました。
2024年12月 3日 (火)
ドバイの建国記念日
12月2日はUAEの53回目の建国記念日でしたが、今年は初めて、ドバイで建国記念日を迎えました。
これまで紹介したように、アブダビだと国民が深夜まで大騒ぎしたり、公道で勝手にパレードしたりとなるのですが、ドバイは思いのほか静かでした。
花火も市街地からはかなり離れた西の方で上げたようですし、夕方にパトカーが交差点で待機している姿は見かけましたが、アブダビのようなセルフパレードも、「雪のスプレー」を撒き散らす子供もいないようでした。
ただ、今回は泊まっていたのがクリークの右岸にあたるデイラ(Deira)側のスーク(Souq)に近いところで、ここは観光客と外国人労働者ばかりが集まっていて、国民はほとんどいないのかも、と後から思った次第。
でも、アブダビのような道路の電飾も見かけずで、建国記念日に対する思い入れは、少し温度差があるのかなと思いました。
それでも、街中ではそれなりに飾り付けがなされていたので、それを紹介します。
バールドバイ(Bur Dubai)側のオールドスークです。ドバイのスークはどちら側も観光客で賑わっています。
クリークの渡し船アブラ(Abra)の中には、屋根を緑、赤、白、黒といった単色の布で覆った船がいました。























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