GWの四国の旅、今回の旅のメインはDMVでしたが、朝の便に乗るために前夜は阿南市に泊まり朝7時前の牟岐線の列車で阿波海南駅を目指します。
ちょうど阿波海南に着いたタイミングで、上りのDMVが到着し、モードチェンジをしているところを見ることができました。牟岐線の区間とDMV区間で線路は完全に分断されていました。
線路への乗り入れ部です。
「阿波海南文化村」まで往復したDMVが戻ってきたので、これに乗車します。DMVは予約定員制ですが空席があれば予約なしでも乗車できます。この便は6割ほどの乗車率でした。
線路区間は50km/hくらいのスピードで走ります。列車よりは遅いですが、まっすぐな線路を信号待ちなしで走るので、路線バスよりは所要時間を短縮できます。
終点の甲浦駅では終端部から急勾配のランプを通って道路に降ります。写真に写っているホームは役目を終えました。
甲浦駅から道路部分を一区間乗ると「海の駅東洋町」停留所。今回はここで下車し、牟岐行きの路線バスに乗って戻りました。DMVはここから道路上を一駅手前の宍喰まで戻る形となり、「道の駅宍喰温泉」が終点となります。
しかしこのDMV、正直言ってこれを乗車することが目当ての乗客ばかりで、観光資源としては活用されていますが、地元の足となっているとはお世辞にも言えないと思います。
その原因は道路区間の停留所の少なさにあるのではないでしょうか。
この日はDMVに乗った後に、路線バスで牟岐に戻ったわけですが、ほぼ並行している道の駅宍喰温泉までの間に、路線バスは集落の中で10ヶ所以上こまめに止まって、乗客を拾っていました。
本来、DMVはこのように鉄道区間はその速達性を生かし、道路区間ではバスのようにこまめに乗客を拾えるから価値があると考えられていたのだと思うのですが、現状では、道の駅宍喰温泉・海の駅東洋町間は、鉄道区間の甲浦・宍喰間以上の距離が開いていて、正直言ってこれではバスとしての特性が全く活かせていないと思われます。
この辺り、バス会社との間で調整がつかなかったのかなと思わなくもなく、今のところちょっと残念な形で運用されていると言わざるを得ませんでした。

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