2026年四国の旅(3) DMVと徳島県内の鉄道
GWの四国の旅、今回の旅のメインはDMVでしたが、朝の便に乗るために前夜は阿南市に泊まり朝7時前の牟岐線の列車で阿波海南駅を目指します。
ちょうど阿波海南に着いたタイミングで、上りのDMVが到着し、モードチェンジをしているところを見ることができました。牟岐線の区間とDMV区間で線路は完全に分断されていました。
「阿波海南文化村」まで往復したDMVが戻ってきたので、これに乗車します。DMVは予約定員制ですが空席があれば予約なしでも乗車できます。この便は6割ほどの乗車率でした。
線路区間は50km/hくらいのスピードで走ります。列車よりは遅いですが、まっすぐな線路を信号待ちなしで走るので、路線バスよりは所要時間を短縮できます。
終点の甲浦駅では終端部から急勾配のランプを通って道路に降ります。写真に写っているホームは役目を終えました。
甲浦駅から道路部分を一区間乗ると「海の駅東洋町」停留所。今回はここで下車し、牟岐行きの路線バスに乗って戻りました。DMVはここから道路上を一駅手前の宍喰まで戻る形となり、「道の駅宍喰温泉」が終点となります。
しかしこのDMV、正直言ってこれを乗車することが目当ての乗客ばかりで、観光資源としては活用されていますが、地元の足となっているとはお世辞にも言えないと思います。
その原因は道路区間の停留所の少なさにあるのではないでしょうか。
この日はDMVに乗った後に、路線バスで牟岐に戻ったわけですが、ほぼ並行している道の駅宍喰温泉までの間に、路線バスは集落の中で10ヶ所以上こまめに止まって、乗客を拾っていました。
本来、DMVはこのように鉄道区間はその速達性を生かし、道路区間ではバスのようにこまめに乗客を拾えるから価値があると考えられていたのだと思うのですが、現状では、道の駅宍喰温泉・海の駅東洋町間は、鉄道区間の甲浦・宍喰間以上の距離が開いていて、正直言ってこれではバスとしての特性が全く活かせていないと思われます。
この辺り、バス会社との間で調整がつかなかったのかなと思わなくもなく、今のところちょっと残念な形で運用されていると言わざるを得ませんでした。
DMVに乗る前日は、高知から阿波池田・徳島経由で阿南市まで入りましたが、その途中、阿波池田駅から徒歩15分ほど佃駅方面に向かったあたりで少し写真を撮りました。
また、阿波池田駅近くにはどう見ても廃線跡と思われる道があったのですが、後で調べたところ、かつて日本専売公社徳島工場までの引き込み線があったようです。ただこの線路、阿波池田駅から見るとスイッチバックして入るような形になっている、少し不思議な引き込み線です。写真の奥に土讃本線が横切る形で走っているのですが、右が阿波池田、左が佃になります。
ちなみにこの近くには「独立行政法人 国立印刷局 四国みつまた調達所」なるものがありました。
徳島駅はこの時点では有人改札のラッチしかなく、これは全都道府県庁所在地駅では唯一だったそうですが、6月13日から自動改札機が導入されたそうです。
四国の旅は以上です。
| 固定リンク
「2000年以降の日本の鉄道」カテゴリの記事
- 紫陽花の季節(4) 京成電鉄と小岩菖蒲園(2026.07.16)
- 紫陽花の季節(3) 小湊鉄道(2026.07.10)
- 紫陽花の季節(2) 久留里線と紫陽花屋敷(2026.07.08)
- 紫陽花の季節(1) 鎌倉・長谷(2026.07.06)
- 佐倉・寺崎城址からモノサクを俯瞰(2026.06.28)





コメント