60年代以前の日本の鉄道

2024年7月19日 (金)

2024年夏の日本旅(14)旧鉄道連隊材料廠(千葉経済学園)

千葉市中央区から稲毛区にかけては、戦前は軍の施設がたくさんありました。
その中の一つが鉄道連隊で、現在の千葉公園から千葉経済学園(高校・大学)にかけて広く連隊の施設が広がっており、戦後は、公園や大学になった他、様々な公共施設や公務員住宅を建てる敷地として使われました。

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その中の一つ、千葉経済大学の敷地内には旧鉄道連隊の材料廠として使われていたレンガ造りの建物が残っており、その関係もあって、現在千葉経済大学の図書館では「学び舎に残る歴史〜煉瓦棟と千葉の戦跡」という企画展が開催されていたので、それを見に行って来ました。
ちなみに同企画展は8月23日まで開かれています。

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大学の門から見て右側が図書館です。特に警備員さんに誰何されることもなく入れました。図書館の入り口で訪問者が何名か、どこから来たかを書き込みます(UAEと書きました)。

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展示物の撮影は問題ないとのこと。メインはこの煉瓦棟です。

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2024年7月16日 (火)

2024年夏の日本旅(13)北海道の旅ー帯広周辺の鉄道遺構

タウシュベツ川橋梁ツアーの後、帯広空港から乗る飛行機まで時間があったので、帯広周辺の鉄道遺構も訪ねて見ました。

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十勝平野の北西エリアには、かつて新得駅を起点に北海道拓殖鉄道の路線が敷かれており(1968年廃線)、その中心地であった鹿追町には、同鉄道で使われていた8600形蒸気機関車が保存されています。然別湖から20分ほどで着くことができました。

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おそらく旧国鉄の8620形と同形式だと思いますが、煙突前に給水温め機がないのでちょっと違和感があります。大きなスノープラウも目を惹きます。

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この辺りで最も有名な鉄道遺構であろう幸福駅は、帯広空港のすぐそばということもあり、今でも訪れる人が絶えないようです。
この日も、売店が閉まる直前の時間帯だったのですが、外国人観光客が乗った大型バスが到着していました。

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2024年7月12日 (金)

2024年夏の日本旅(12)北海道の旅ー旧士幌線の遺構

タウシュベツ川橋梁ツアーの後半は、第5音更川橋梁と幌加駅跡です。

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第5音更川橋梁は、幌加駅十勝三股駅の間にあった橋梁で、車内から見ただけでしたが、こちらはタウシュベツ川橋梁と同時期の建設であるにもかかわらず、しっかり残っていました。
ただ、橋脚の下の方のコンクリートは削られており、やはりこの部分は水に浸かったり空気中に露出したりを繰り返しているので劣化が進んでいるとのことです。

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糠平駅と十勝三股駅の間は1978年にバス代行に切り替えられ、中間駅であった幌加駅もこの時点で使われなくなりました。
廃線後、十勝三股駅などは設備が撤去されたようですが、幌加駅に関しては線路がそのまま残されたらしく、それが現在では観光資源として活用されることとなっています。

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このような看板が整備されて、幌加駅の沿革が説明されています。私が初めて士幌線を訪ねたのは1982年のことで、すでにバス代行になっていましたから、この幌加駅は自分にとっても今回が初めての訪問となりました。

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2024年7月10日 (水)

2024年夏の日本旅(11)北海道の旅ータウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁は今では全国区で知られている鉄道遺構ですが、32年前にこのすぐ近くを通った時は、まだ誰も注目していなかったと思います。

同橋梁は、国鉄の士幌線が昭和14年に十勝三股まで開業した際に建設された11連のアーチを持つコンクリート橋で、その後糠平ダムの建設により糠平と幌加の間が水没することになって、昭和30年に新線切り替えによって使用されなくなりました。

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橋がかかっている位置が、ちょうど糠平湖の水位の上下に伴って水没したり、水面上に現れたりするので、「幻の橋」などとも呼ばれ、2008年のフルムーンパスの広告に使われたことから、一気に知られるようになったとのこと。
そして、水没したり水面上に現れたりを繰り返しているため、コンクリートの劣化が早く、現在ではかなり崩壊が進んでいます。
橋として連続した形で見られるのはあとわずかと言われており、それもあって今回の帰国休暇のメインイベントに選びました。

橋を見に行くにあたり、糠平湖の対岸の展望台から見るのであれば誰でも簡単に見られるのですが、近くから見ようと思ったら「ひがし大雪自然ガイドセンター」というNPO法人が開催しているガイドツアーに参加するか、橋に続く林道へのを上士幌町にある道の駅「かみしほろ」で借りて(1日15組限定)自力で行くか、となりますが、私たちはガイドツアーに参加することにしました。

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「ひがし大雪自然ガイドセンター」は糠平の集落の中にあり、午前9時出発のツアーでしたので、集合は8時50分。上士幌温泉を8時に出発していたので、8時半頃には到着していました。
受付を済ませて長靴を借り、ツアーの説明を聞いてから出発となります。この日は天気がよく暑くなりそうなので、十分に水を用意しておくようにとの注意がありました。
ただこの時、ガイドの方が「ドバイから来られた方にはなんてことない暑さかもしれませんが」とおっしゃってましたが、私自身はUAEから参加とは知らせていなかったはず。受付でも日本の住所を書きましたし。

だとすると、たった20名ちょっとのツアーに2組もUAEからの参加者がいたということなのでしょうか?

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タウシュベツ川橋梁は糠平湖の東側ですが、道路があるのは西側。車で湖の北端を回り込み、普段は鍵がかかっているゲートを開けて、林道を進みます。

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2024年1月23日 (火)

2023/2024年末年始の日本旅(17)内房線各駅の夜景

今回の「サンキューちばフリー切符」を使っての旅では日が落ちてから、内房線を行ったり来たりしました。

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館山駅のロータリーです。館山駅は橋上駅になっていましたが、定期の特急列車が来なくなってしまい、寂しくなりました。

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ただ、東京方面からの高速バスと南房総のバス路線との結節点としての役割があるようで、バス乗り場には大きな看板が掲げられていました。

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ちなみに、こちらは1963年の館山駅前のバス乗り場です。

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2021年5月14日 (金)

父の誕生日(1950年頃の新宿駅)

今日、5月14日は2000年に亡くなった父の誕生日です。1928年生まれでしたから、生きていれば93歳。そんな父の学生時代の姿がこちらです。

 

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左側が父、右側の方はどなたなのかわかりません。柱の表示から、新宿駅の山手線内回りのホームと判断されます。京都で学生をしていた父がなぜ新宿駅にいたのかもわかりません。

後ろに写っている子供がおめかししているように見えるので、世の中はもう落ち着いていて、父が学生だった1950〜51年頃の写真と思われ、ひょっとしたらお正月の一コマでしょうか。

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2020年7月 1日 (水)

1967、68年の小田急NSE

1967年、68年と、夏休みに家族で箱根に行っています。
子供心にも、小田急のNSEが関東では最高峰の私鉄特急ということが認識できていて、親に乗りたい乗りたいとねだっていたのを覚えています。

 

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この時、2回ともNSEに乗っており、67年の時は先頭の展望車に乗れたようです。

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2020年6月11日 (木)

1964年の那須・鬼怒川

父の社員旅行、今回は1964年の那須方面です。
おそらく塩原温泉に行ったものと思われます。

 

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往路は国鉄の115系に乗っています。このころは115系が登場して間もないころです。

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2020年6月 5日 (金)

1963年の南房総(2終)ー 復路

父の南房総社員旅行の復路です。
帰りは館山から外房を回って帰ったようです。
途中の経路はよくわかりませんが、写真のネガを見ると安房小湊の誕生寺とこみなと水族館に立ち寄っているようです。

 

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安房鴨川駅で出発を待っているところのようです。
以前にも書きましたが、この当時は房総の鉄道は、房総西線・房総東線で直通運転をしていました。ですからこの列車も、安房鴨川で乗り換えたのかもしれないし、あるいは館山から乗って安房小湊まで直通する列車が、安房鴨川で交換待ちをしているのかもしれません。

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2020年6月 1日 (月)

1963年の南房総(1)ー 往路


父が社員旅行で撮った写真、今回は南房総です。

 

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当時から父は千葉に住んで東京に通勤していたのですが、この時は都内に集合して、久里浜から金谷まで船に乗っているようです。
ですから、最初に写っていたのがこの帆船。おそらく横須賀近辺に停泊していたのでしょうが、日本丸なのか海王丸なのかはちょっとわかりません。

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