2000年以降の日本の鉄道

2024年7月28日 (日)

2024年夏の日本旅(17)今回参加したスタンプラリー

前回も前々回も、日本に帰ったタイミングでいろんな鉄道に乗る動機づけとして、もしスタンプラリーのようなものが行われていたら、それに乗っかっていました。

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今回は、「懐かしのヘッドマークスタンプラリー(北総)」という「エキタグ」を利用したデジタルスタンプラリーが6月30日まで行われていましたので、それに参加しています。
前回の帰国の時には内房線、外房線を対象に行われていましたが、気が付くのに遅れて、外房線の方は完全に逃してしまいました。
自分の目標としては急行のヘッドマークをゲットしたいということで、前回は順番が決まっていたので、内房線もコンプリートとはいきませんでしたが、2駅残しで目標は達成しました。

ところが今回のスタンプラリーでは獲得できるヘッドマークがランダムなので、目的の「犬吠」「鹿島」がどこまでで手に入るかはわからない、という状況でした。

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帰国したタイミングで成田空港駅に立ち寄り、成田線・鹿島線を先に乗って行きましたが、最初から「ウイングあずさ」「ウイング踊り子」と縁の薄い特急が先に来てしまいました。

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総武本線でタグして行き、最後にゲットできたのは、残りが銚子駅潮来駅という時点で「鹿島」となりました。

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ここで一応目標達成だったのですが、銚子電鉄に乗りに行った時点で残りは潮来駅だけだったので、どうせならということで、友人の車で銚子から成田空港に向かう際に潮来駅に寄ってもらい、それでコンプリートとなりました。潮来以外は、ちゃんと列車で各駅に行ってます。

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2024年7月23日 (火)

2024年夏の日本旅(16)新潟の風景

前の記事で紹介した上信越線を走った185系に前後して、いくつかの場所で撮った写真を紹介します。

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信越本線の東三条駅三条駅の間にかかる五十嵐川橋梁です。上りの185系はここで撮ろうかとも思ったのですが、上越国際スキー場前駅まで行きたかったのでやめました。これは前日の7月6日、燕三条でレンタカーを借りた後、下見を兼ねて行ってみた時の写真です。もともと撮ったことのある場所でしたが、車を停められそうかといったことの確認でした。

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7月7日朝、亀田駅北方の田圃で185系を写した後、やってきた貨物列車です。

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午後の上りまで少し時間があったので磐越西線の猿和田駅馬下駅間で「ばんえつ物語」を狙いました。

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2024年7月21日 (日)

2024年夏の日本旅(15)上信越線の185系

7月6日から7日にかけて、団体列車として185系上野駅新潟駅の間を下り夜行、上り昼行で往復しましたが、ちょうど新潟に行く用事もあったので、この列車を昔撮った場所で狙うことにしました。

通過時刻がよくわからなかったのですが、下りの新潟着が朝7時、上りの新潟発が14時頃ということ、上りは小出でしばらく停車するという情報があったので、そこから大体の通過時間を予測して、どこで狙えるかを検討しました。

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下りを撮ったのは北堀之内駅の少し南にある跨線橋。かつて舞浜発の夜行を狙った時の経験から、このあたりを通過するのは5時半頃と踏んで、前日は燕三条駅でレンタカーを借りて泊まり、朝4時に出て、5時頃に到着しました。

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予想よりも少し早く5時20分頃にやってきました。

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少し霧が出ていましたが、明るさは問題なしでした。

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2024年7月19日 (金)

2024年夏の日本旅(14)旧鉄道連隊材料廠(千葉経済学園)

千葉市中央区から稲毛区にかけては、戦前は軍の施設がたくさんありました。
その中の一つが鉄道連隊で、現在の千葉公園から千葉経済学園(高校・大学)にかけて広く連隊の施設が広がっており、戦後は、公園や大学になった他、様々な公共施設や公務員住宅を建てる敷地として使われました。

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その中の一つ、千葉経済大学の敷地内には旧鉄道連隊の材料廠として使われていたレンガ造りの建物が残っており、その関係もあって、現在千葉経済大学の図書館では「学び舎に残る歴史〜煉瓦棟と千葉の戦跡」という企画展が開催されていたので、それを見に行って来ました。
ちなみに同企画展は8月23日まで開かれています。

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大学の門から見て右側が図書館です。特に警備員さんに誰何されることもなく入れました。図書館の入り口で訪問者が何名か、どこから来たかを書き込みます(UAEと書きました)。

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展示物の撮影は問題ないとのこと。メインはこの煉瓦棟です。

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2024年7月16日 (火)

2024年夏の日本旅(13)北海道の旅ー帯広周辺の鉄道遺構

タウシュベツ川橋梁ツアーの後、帯広空港から乗る飛行機まで時間があったので、帯広周辺の鉄道遺構も訪ねて見ました。

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十勝平野の北西エリアには、かつて新得駅を起点に北海道拓殖鉄道の路線が敷かれており(1968年廃線)、その中心地であった鹿追町には、同鉄道で使われていた8600形蒸気機関車が保存されています。然別湖から20分ほどで着くことができました。

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おそらく旧国鉄の8620形と同形式だと思いますが、煙突前に給水温め機がないのでちょっと違和感があります。大きなスノープラウも目を惹きます。

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この辺りで最も有名な鉄道遺構であろう幸福駅は、帯広空港のすぐそばということもあり、今でも訪れる人が絶えないようです。
この日も、売店が閉まる直前の時間帯だったのですが、外国人観光客が乗った大型バスが到着していました。

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2024年7月12日 (金)

2024年夏の日本旅(12)北海道の旅ー旧士幌線の遺構

タウシュベツ川橋梁ツアーの後半は、第5音更川橋梁と幌加駅跡です。

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第5音更川橋梁は、幌加駅十勝三股駅の間にあった橋梁で、車内から見ただけでしたが、こちらはタウシュベツ川橋梁と同時期の建設であるにもかかわらず、しっかり残っていました。
ただ、橋脚の下の方のコンクリートは削られており、やはりこの部分は水に浸かったり空気中に露出したりを繰り返しているので劣化が進んでいるとのことです。

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糠平駅と十勝三股駅の間は1978年にバス代行に切り替えられ、中間駅であった幌加駅もこの時点で使われなくなりました。
廃線後、十勝三股駅などは設備が撤去されたようですが、幌加駅に関しては線路がそのまま残されたらしく、それが現在では観光資源として活用されることとなっています。

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このような看板が整備されて、幌加駅の沿革が説明されています。私が初めて士幌線を訪ねたのは1982年のことで、すでにバス代行になっていましたから、この幌加駅は自分にとっても今回が初めての訪問となりました。

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2024年7月10日 (水)

2024年夏の日本旅(11)北海道の旅ータウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁は今では全国区で知られている鉄道遺構ですが、32年前にこのすぐ近くを通った時は、まだ誰も注目していなかったと思います。

同橋梁は、国鉄の士幌線が昭和14年に十勝三股まで開業した際に建設された11連のアーチを持つコンクリート橋で、その後糠平ダムの建設により糠平と幌加の間が水没することになって、昭和30年に新線切り替えによって使用されなくなりました。

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橋がかかっている位置が、ちょうど糠平湖の水位の上下に伴って水没したり、水面上に現れたりするので、「幻の橋」などとも呼ばれ、2008年のフルムーンパスの広告に使われたことから、一気に知られるようになったとのこと。
そして、水没したり水面上に現れたりを繰り返しているため、コンクリートの劣化が早く、現在ではかなり崩壊が進んでいます。
橋として連続した形で見られるのはあとわずかと言われており、それもあって今回の帰国休暇のメインイベントに選びました。

橋を見に行くにあたり、糠平湖の対岸の展望台から見るのであれば誰でも簡単に見られるのですが、近くから見ようと思ったら「ひがし大雪自然ガイドセンター」というNPO法人が開催しているガイドツアーに参加するか、橋に続く林道へのを上士幌町にある道の駅「かみしほろ」で借りて(1日15組限定)自力で行くか、となりますが、私たちはガイドツアーに参加することにしました。

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「ひがし大雪自然ガイドセンター」は糠平の集落の中にあり、午前9時出発のツアーでしたので、集合は8時50分。上士幌温泉を8時に出発していたので、8時半頃には到着していました。
受付を済ませて長靴を借り、ツアーの説明を聞いてから出発となります。この日は天気がよく暑くなりそうなので、十分に水を用意しておくようにとの注意がありました。
ただこの時、ガイドの方が「ドバイから来られた方にはなんてことない暑さかもしれませんが」とおっしゃってましたが、私自身はUAEから参加とは知らせていなかったはず。受付でも日本の住所を書きましたし。

だとすると、たった20名ちょっとのツアーに2組もUAEからの参加者がいたということなのでしょうか?

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タウシュベツ川橋梁は糠平湖の東側ですが、道路があるのは西側。車で湖の北端を回り込み、普段は鍵がかかっているゲートを開けて、林道を進みます。

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2024年7月 8日 (月)

2024年夏の日本旅(10)北海道の旅ー狩勝峠・旧新内駅跡

狩勝峠は昔から日本三大車窓の一つとされるくらい、雄大な眺めが見られる区間として知られていました。
1966年に根室本線が新線に切り替えられた後、旧線にあった新内駅の周辺は狩勝高原園地として整備され、また近くにサホロリゾートも開設されたこともあり、それなりに人が集まって来ているようです。

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その新内駅跡には9600形蒸気機関車20系客車3両(ナハネ20、ナロネ21、ナロネ22)が静態保存されています。20系客車はかつては列車ホテルとして利用されていましたが、現在は通常の営業は行なっていないようです。

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また、保存車両の横にもレールが敷かれ、そこをEF65や80系気動車を模したミニ列車で走れるようになっています。ちなみに、このEF65のヘッドマークが「さくら」なのは、やはりかつてナロネ22を連結していた列車だからでしょうか。保存車の横サボにもやはり「さくら」が提示されていました。

 

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ナロネ22は1人用個室ルーメットを備えるA寝台車ですが、現在ではこの新内駅の車両が同形式唯一の保存車となっています(ナロネ21はナハ21改造車が他にも現存)。

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こちらは32年前、まだ列車ホテルが営業していた頃のナロネ22です。

1966年に切り替えられた狩勝峠の「新線」も、新狩勝トンネル内の上落合信号所から落合駅までの間(さらには富良野駅までの間)が、今年の3月で廃線になってしまいました。

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2024年7月 7日 (日)

2024年夏の日本旅(9)北海道の旅ー富良野

今回の日本旅のメインイベントは、タウシュベツ川橋梁の訪問でした。
今年で見納めになりそうなものを考えて、立山のトロリーバスか、橋がつながっているタウシュベツ川橋梁かと迷ったのですが、立山のトロリーバスは以前に乗っているのに対し、タウシュベツ川橋梁はまだ見たことがないので、そちらを選ぶことにしました。
また、北海道は32年前の6月に新婚旅行で訪ねた地であり、何ヶ所か以前と同じところで写真が撮れればとも思い、家内と二人で出かけました。

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最初に訪れたのは富良野。
富良野の有名観光スポットとなったファーム富田には、この日も多くの観光客が集まっていました。写真はファーム富田のラベンダー畑越しに見下ろした、その名も「ラベンダー畑」駅に停車中のトロッコ列車です。

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こちらの32年前の富良野線のキハ54形。当時はまだファーム富田はそこまで多くの観光客が集まってくるという感じではありませんでしたし、ラベンダー畑も小規模で、6月の下旬にはまだほとんど咲いていませんでした。

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大雪山系をバックに走る富良野線の普通列車です。ふらのワインハウスから撮った写真です。

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2024年7月 4日 (木)

2024年夏の日本旅(7)255系定期運行終了

房総特急として1993年から走り続けていた255系が6月28日をもって定期列車としての運行を終了しました。
本来は3月の改正で運行終了と言われていたのですが、諸般の事情で6月までは「わかしお」「さざなみ」として運用に入っていました。

6月最終週の金曜日となる28日がその延長期間の一区切りということで、今後は新宿系統の臨時列車や団体列車で、しばらく走り続けるうようです。

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海浜幕張駅を通過する「わかしお」です。

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6月28日は大雨でしたが、新習志野駅を通過する「さざなみ」で東京に到着した編成の回送。

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同列車の後追いです。

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