ラグビー

2024年9月22日 (日)

UAEは6位と8位

7人制ラグビーアジアシリーズ中国大会、UAE代表は、男子は6位、女子は8位でした。
昨日の予選の結果、男女とも5−8位決定戦であるプレートトーナメントにまわったUAEですが、男子は初戦にタイに勝ったものの、5、6位決定戦でマレーシアに残り1分までリードしていながら逆転されて6位でした。
女子はカザフスタンに負けた後、昨日負けているマレーシアとの再戦。途中、5点差まで詰め寄りましたが、惜しくも敗戦で8位に終わりました。

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写真はドバイのThe Sevens Stadiumです。

なお女子のマレーシア戦で、Fatima Al Balooshi選手が出場していました。彼女も髪は隠さず、アームカバーとスパッツという姿でしたが、日本選手並みに「細い」印象の選手でした。

ちなみに日本代表は、男女とも2位。
男子は香港に惜しい逆転負け。凡ミスで1つトライを失っているし、最後のリスタートのキックもちゃんと10m届かせなければダメだろうけど、その場面でイエローカードをもらったのはどうにも理解不能です。

女子も終了直前に谷山選手が難しいコンバージョンを決めて追いつきましたが(谷山選手のキック力の高さは実況でも言及されていました)、その後のリスタートで中国にトライを奪われて敗戦。
まあ今年のアジアシリーズでは、中国はオリンピックメンバーを6人出場させているのに対し、日本は辻崎選手ただ一人と、明らかに若手への切り替え中ですし、明らかに前回よりは良くなっているので、今後に期待したいです。

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2024年9月21日 (土)

7人制ラグビーアジアシリーズ中国大会で日本とUAEが対戦

7人制ラグビーアジアシリーズ、今週は中国大会が行われていますが、その予選プールで男女とも日本対UAEの試合がありました。

ラグビーは国の代表チームメンバーは、国籍にはあまり拘らず、その国を本拠地として活動している選手なら代表になれます。ですから、UAE代表や香港代表には、ヨーロッパ系の顔立ちの選手が多く在籍しており、特にUAE代表はこれまでほとんどが英仏出身の選手が占めていて、国民らしき選手は見かけないことが多かったのが実態でした。

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写真はドバイのThe Sevens Stadiumです。

今回のUAE代表のメンバーを見てみると、男女とも2名ほど中東系の名前の選手が入っています。
男子はMohamed Ali選手Majid Al Balooshi選手。女子はFatima Al Balooshi選手Shouq Ahli選手

このうち、日本戦で出場していたのは男子のMohamed Ali選手と女子のShouq Ahli選手だけでした。
Shouq Ahli選手はヘッドキャップを被らずに髪を見せたままでしたが脚をスパッツ、腕はアームカバーで覆ってプレーしていました。
そして他の2試合でも、Fatima Al Balooshi選手の姿は確認できませんでした。

試合はどちらも日本が勝ちましたが、男子のUAE代表は前回の韓国大会に比べて格段にレベルアップしており、その前の中国戦でも日本戦でも一時リードを奪うなど善戦していました。
特にMohamed Ali選手は実況でも「スピードスター」と称される活躍ぶりで、中国戦で2トライ、日本戦で1トライをあげ、日本戦のトライは自陣のゴールラインの後ろから一気に走り切った(実況ではCoast to Coastと言ってました)トライでした。
ただ日本戦と、その次のマレーシア戦で肉離れのような状態になっていたようで、どちらも途中退場。ちょっと心配です。

結局、男子UAE代表は1勝2敗、女子は3敗で初日を終えました。女子は香港戦で8分以上一人足りない状況で善戦していたので、マレーシアには勝てるかなと思ったのですが、その疲労ためかマレーシア戦では動きが悪くなっていて残念でした。

ちなみに、日本は男女とも3戦全勝。前回はどちらも良くなかったのですが、特に女子は別のチームかと思うくらいでした。

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2024年8月 1日 (木)

サクラセブンズは9位ーパリオリンピック

オリンピックの7人制ラグビー、男子は全敗で終わりましたが、女子はアメリカとフランスに敗れたものの、2日目以降はブラジル、南アフリカ、そしてブラジルを破って、9位となりました。
最初のアメリカ戦とフランス戦では、両国がこれまでのワールドシリーズでは見たことがないような、体格差を使って接点でボールを奪いに来る場面が続き、それに対応できなかったように感じました。

でも2日目以降は立て直して、通算では3勝2敗と勝ち越した、といったところでしょうか。

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今回、2戦とも勝てたブラジルとドバイで戦う日本代表。オリンピックにも出場した田中選手内海選手です。

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右手前の原選手と左奥の水谷選手も出場していましたが、タックルに入っている吉野選手は残念ながら選ばれませんでした。
ドバイではあまり良いところはなく敗れましたが、オリンピックでは危なげなく勝てました。

ところで、今回VPNで日本のサーバーに接続してtverでライブ映像を観ようとしたのですが、女子の1日目までは観ることができていたのに、2日目以降は通信エラーばかり出て、結局ライブ映像は観られずじまい。残念ながらラグビーは日本の負け試合だけ観ることができた、ということになりました。

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ただ、1日目のニュージーランド対中国戦で、桑井亜乃レフェリーが笛を吹くところをライブで観ることができたのは幸いでした。上の写真はドバイでアシスタントレフェリーを務めていた桑井さんです。

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2024年6月 7日 (金)

イイジマ・アツコさん(7人制ラグビー)

7人制ラグビーHSBC SVNS シリーズ。このシリーズの中継を見たことをある人なら、一人の和服を着た日本人女性のことをご存知だと思います。

どの日本戦を見ていても、日本のトライが決まれば、カメラは必ず大きな日の丸を振っているこの女性を追いかけます。
何しろ、スタンドにいる日本のファンはそれほど多くありませんから、他の日本人観客にカメラが向けられることも少ない。おそらく、世界一顔が知られている7人制ラグビーのファンの方なのではないでしょうか。

そして、最近の試合映像ではこの方の名前がクレジットされるようになりました。
「JAPAN SVNS SUPER FAN」という肩書きとともに「Atsuko IIJIMA」という名前が。
アナウンサーも、「彼女は世界のどの会場でも、日本を応援しに来ている」と言ってました。

そして、今回のマドリッド大会の配信を見ていて気がついたことが一つ。
日本戦では、スタンドで日本を応援している人々が、選手の顔写真と名前が染められた50cm四方くらいのバナーを振っているのですが、これはチームのスタッフが配っているのかな、とか以前から思っていたのですが、これも、試合前にイイジマさんが自分の近くにいる観客の皆さんに手渡ししている姿が映っていました。

つまりこのバナーもイイジマさんの自作の応援グッズらしいということ。

この応援にかける熱量には本当に頭が下がります。

でもイイジマさん、今年はドバイにも来て下さい。

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イイジマさんがいらっしゃらないドバイの応援はこんな感じですから。

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2024年6月 5日 (水)

コアチーム残留決定(7人制ラグビー)

7人制ラグビーHSBC SVNS シリーズ。先週末は最終第8戦のマドリッド大会が行われました。
これまでの7戦で総合9位だった女子日本代表は、シリーズ総合9〜12位の4チームと下位シリーズの上位4チームの8チームで、来季コアチーム(12チーム)として戦える4チームを決めるトーナメントに出場しました。
4チームごとのプール戦でプール内の順位を決め、一方のプール1位と他方のプール4位、一方のプール2位と他方のプール3位というように襷掛けで決定戦を戦い、その試合で勝てば来季コアチームに入れるという仕組みです。

結果として、プールでは下位リーグトップの中国に敗れましたがスペインポーランドには勝って2位、決定戦ではやはり下位リーグから上がって来たアルゼンチンに勝利してコアチーム残留を決めました。

ただ今回は、前回大会に比べるとディフェンスで内側を抜かれるケースが目につき、ポーランド戦以外は、勝った試合でも接戦に持ち込まれていました。

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写真は、スペイン戦で同点トライ、アルゼンチン戦で勝ち越しトライを決めた大竹選手の、ドバイ大会でのプレーです。

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何はともあれ、残留を決めたのは良かったです。

これでまた11月末にドバイで日本代表チームのプレーを見ることができます。

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2024年5月 6日 (月)

窓口一本化?(7人制ラグビー)

7人制ラグビーHSBC SVNS シリーズの小ネタを一つ。
配信を見ていて気がついたことがありました。

このシリーズでは試合に勝つと、インタビュアーが選手を一人捕まえてインタビューをすることが多いのですが、必ずしもキャプテンに限らず、トライをあげた選手など、いろんな選手がインタビューを受けています。

日本チームも、以前の試合の動画を見ると、試合ごとに異なった選手がインタビューを受けていたのですが、中には英語が苦手そうな選手もいたり。

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ところが最近の試合では、インタビューを受けるのは中村知春選手(写真右:ドバイ大会のアイルランド戦)に一本化されたみたいです。

チーム最年長ということもあり、いつも堂々とした受け答えをされています。

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2024年5月 5日 (日)

惜しくも6位(7人制ラグビー)

以前に紹介した、7人制ラグビーHSBC SVNS シリーズ。この週末は第7戦のシンガポール大会が行われました。
12カ国がコアチームとして参加しているこのシリーズは、次の最終第8戦では上位8カ国はチャンピオンシリーズに出場できますが、下位4カ国は下部シリーズの上位4カ国とも戦うチャレンジシリーズに回り、そこで上位4カ国に入らないと、コアチームに残れなくなってしまいます。

女子のみがこのコアチームとして戦っている日本ですが、ここまでの成績が10位。9位のブラジルとは7ポイント、8位の英国とは9ポイントの差がありました。

でも今大会で日本は、プール戦で現在4位のアメリカに9年ぶりに勝利するという金星を上げて、プール2位で準々決勝に進出。プールでの成績が良かったので、豪州、ニュージーランドではなく、フィジーとの対戦となり、初めて準決勝に進出できるかも、その結果上位8カ国に入れるかも、という期待が膨らみました。

4日午後に行われたフィジー戦は、結果として10対12で敗戦。
コンバージョンキックの差が出たのと、最後のロスタイムでの攻撃であと数十cmまで迫ったにも関わらず、という惜しい試合でした(2000年1月に行われたNFLのスーパーボウルで、最後のプレーでタイタンズがあと1ヤード届かず「The Longest Yard」と言われた試合が思い出されます)。

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ドバイ大会でもプレーしていた、フィジー戦のヒロインとなった矢崎選手です。

その結果として5日午後にアイルランドとの5位決定戦を戦った日本でしたが、これも17対19で惜敗。こちらもロスタイムにトライを奪ったものの、コンバージョンが決まらずに追いつけなかったという試合でした。

UAEでも観ることができるRugbypass.tvで試合を観ていましたが、昨日も今日も、アナウンサーが「日本は準決勝にセンチメートル、ミリメートル届かなかった」と、フィジー戦の最後の攻撃のことを言い続けていました。

レバタラですけど、どちらの試合も試合終盤に立て続けてにトライをとることができたけど、その時にはドロップキックの上手い内海選手が下がっていた、というのも不運でした。

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ドバイ大会での内海選手と、ピンボケですけど、そのコンバージョンキックです。

この試合で日本はブラジルを抜いて9位になるはずです。
今月末にマドリードで開かれるチャレンジシリーズでは、最上位チームとして出場することになりますが、きっちりコアチーム残留を決めてくれると思います。

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2023年12月 6日 (水)

7人制ラグビー・ドバイ大会を観戦しました(3)ー日本代表戦

前年度のワールドシリーズで日本代表は、女子は8位になりましたが男子は最下位に終わったため、今年度のシリーズに参戦できているのは女子のみです。
今大会の日本代表の戦いを紹介します。

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1日目、初戦のアイルランド戦前にアップをする代表選手達。

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アイルランド戦でパスを回す中村知春選手。
2015年12月に記事をアップした『サクラセブンズ五輪予選突破』の時にもキャプテンを務めていたベテランですが、まだまだ元気です。

ただ、この日はチーム全体でミスが多く、アイルランドには35対7、オーストラリアには66対0、格下と思われたブラジルにも21対12で敗れ、3連敗となり、プール最下位で9位以下が確定してしまいました。
2009年のワールドカップも全敗だったので、自分とドバイの相性が良くないのかとも思ってしまいました。

でも今大会、2日目は見違えるような戦いぶりを繰り広げてくれました。

初戦は英国戦。
今、このシリーズでは英国はイングランド、スコットランド、ウェールズではなくグレートブリテンとして出場しています。強豪国が3つ集まったチームなのですが、普段は敵同士ということなのか、どうも英国チームになってから成績は今ひとつのようで、昨シーズンも日本が勝てた試合がありました。

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ウィングの原わか花選手は海外メディアでもそのスピードが注目されています。上の写真から、このまま外に振り切って最初のトライを奪いました。

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2本目も原選手で、この後、内に切れ込んでポイントを作り、ラックから出たボールを再度受けて、そのままトライを決めました。

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2023年12月 5日 (火)

7人制ラグビー・ドバイ大会を観戦しました(2)

7人制ラグビーのワールドシリーズ(現在の正式名はHSBC SVNSシリーズドバイ大会で見かけた風景を紹介します。

(1)でも説明したように、今回のイベントはワールドシリーズ参加国だけではなく、地域のクラブチームも多数出場した大会なので、会場には必然的にラグビーを実際にプレーしている人々が沢山集まっています。

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ということで、写真中央の女性のように松葉杖をついた人や腕にギブスを巻いている人などをよく見かけました。おそらく他のイベントでは比較にならないくらい高い「松葉杖率」だったと思います。怪我をしていても会場に来る、皆さんラグビーが好きなんですね。

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会場で食べた昼食はポップコーンチキンとポテトでDh50(約2000円)。ポップコーンチキンと唐揚げの違いは、一口サイズであることと衣が小麦粉(唐揚げなら片栗粉)ということのようです。

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ビールを提供したいたのはハイネケン。写真のような大きなテントを設けてビールを提供していた他、スタンドでも売り子が缶ビールを売りに来ていました。

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このため、この大会では会場から出る時に荷物チェックが。ここより先はアルコールを持って出てはいけないということで、全員カバンを開けさせられました。

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2023年12月 4日 (月)

7人制ラグビー・ドバイ大会を観戦しました(1)

12月2日と3日、ドバイで7人制ラグビーワールドシリーズ第1戦が開催され、2日間とも観に行きました。

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この大会、ワールドシリーズとしては男女12チームずつが参戦する大会ですが、それ以外にも、湾岸地域、UAE国内、ユースなどの様々なカテゴリーのトーナメントを、会場であるThe Sevens Studiumにある複数のピッチを使って開催するイベントです。
ですから、そういったチームの関係者も多数来場して賑わう、お祭りのような大会でした。
3回にわたって紹介しますが、まず大会全般についてです。

この会場は、2009年に7人制ラグビーのワールドカップが開催された時にも訪れており、その時にことはこのブログでも紹介しています。

『2009年ドバイ7人制ラグビーワールドカップ(1)』

『2009年ドバイ7人制ラグビーワールドカップ(2) - 女子代表』 

『2009年ドバイ7人制ラグビーワールドカップ(3) - スタジアム』

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あれから14年経ちましたが、この時に買った日本代表をイメージしたジャージはまだ持っており、今回もこれを着て行きました(会場で同じジャージを着ていた方とご挨拶させていただきました)。

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入口ではラクダがお出迎えです。

 

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