中東諸国(UAE以外)

2024年3月29日 (金)

2023/2024年末年始の日本旅(35終)イスタンブール出国

年末年始の日本旅の紹介、最後はイスタンブールからの出国です。
12月に日本に向かう時には、いろいろと苦労したことを(8)で紹介しましたが、今回はその教訓を生かして、比較的スムーズに出国することができました。

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前回失敗したターミナルビルへの入り口は、今回は迷わず10番へ。最初からわかっていると、メトロの駅からターミナルの間に何ヶ所か、入り口は10番という表示があることに気がつきました。

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スターアライアンスGoldメンバーなので、専用カウンターへ。ただしトルコ航空の場合は、本来のビジネスクラス客と、スターアライアンスGoldメンバーではカウンターもラウンジも別になっています。ちゃんと高いお金のチケットを今回買っている上客と、過去の実績でのメンバーは扱いを変えている、ということでしょう。

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イスタンブール空港の欠点の一つが、搭乗口がなかなか決まらないこと。ですから、カウンターでボーディングパスを受け取った段階でもまだ搭乗口が決まっておらず、出発1時間くらい前になって、電光掲示板に搭乗口が表示されます。自分の時だけかと思ったら、知人も同じだったと言っていました。ですから、わかってから右往左往する可能性があります。
また、イスタンブール空港の免税店は値札が全てユーロ。もちろんトルコリラも使えますが、トルコの国際空港なのにユーロ建てが正札というのはちょっとどうなのかと思いました。また、売っているものがどれも高く、最後に財布に150リラほど残っていたのですが、使い道がありませんでした。

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2024年3月26日 (火)

2023/2024年末年始の日本旅(34)イスタンブールの公衆浴場と垢擦り

イスタンブールのグランドバザール近く、コンスタンティヌスの円柱のある広場に面したところに「チェンベルリタシュ・ハマム(Cemberlitas Hamami)」という公衆浴場があります。

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公衆浴場といっても蒸し風呂で、それに加えて垢擦りマッサージなども受けられるところ。少し時間があったので入ってみました。

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セルフサービスというただ蒸し風呂に入るだけのコースもありますが、そこで垢擦りをやってもらうのが基本のようです。今回はそれにマッサージを加えて、1950リラでした。

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入り口から少し階段を降りると半地下のロビーになっています(店の奥から入り口側を見ています)。この左手には床屋があり、そのお客さんで賑わっていました。

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2024年3月25日 (月)

2023/2024年末年始の日本旅(33)イスタンブール・グランドバザールなど

イスタンブールのスレイマニエ・モスクブルーモスクに挟まれたあたりに、グランドバザール(Kapli Carsi)が広がっています。1辺が200mくらいはあるのではないでしょうか。
ドバイのデイラ側に残るスークに似た感じですが、通路も屋根に覆われているところ、ちょっとアップダウンがあるところが違います。

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おそらくバザールの「正門」だと思います。一応入り口に金属探知機があって、そこを通るように言われます。

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中には小さな商店がこのように沢山並んでいます。この一角は貴金属店が軒を連ねていました。

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少し広くなったところにあった水飲み場(?)、噴水(?)

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2024年3月24日 (日)

2023/2024年末年始の日本旅(32)イスタンブール・トプカプ宮殿(2)

トプカプ宮殿の中では様々な収蔵品が展示されており、見どころが多いのですが、その中のいくつか紹介します。
なお、宮殿内では一部に撮影禁止の場所があるので、そのエリアでは撮影していないつもりです。

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オスマン帝国時代に宮殿内で使われていたもの、収集されたものなどが展示されています。
スプーン・ダイヤモンドと呼ばれる86カラットのダイヤモンド。大きな3つのエメラルドが特徴のトプカプの短剣といったものも展示されています。

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おそらくスルタンが使っていたであろうコーランです。

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先日アップしたシャルジャのカリグラフィー博物館のページにも書きましたが、アラビア語・イスラム教に由来するカリグラフィーが発達したのはトルコですから、ここにも数多くのカリグラフィーが展示されていました。

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2024年3月20日 (水)

2023/2024年末年始の日本旅(31)イスタンブール・トプカプ宮殿(1)

トプカプ宮殿はイスタンブール観光の目玉と言ってよく、オスマン帝国がコンスタンチノープルを陥落させた後、15世紀後半から造営された宮殿で19世紀まで皇帝の居所として使われました。トプカプは「大砲の門」という意味だそうです。
2回に分けて紹介しますが、(1)として宮殿の建物などを紹介します。

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外廷(第2庭園)の入り口にあたる「挨拶の門」です。この写真の右後ろのあたりにチケットブースがあります。

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外廷の一角にある議会の間の入り口です。

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外廷から内廷(第3庭園)に入る「幸福の門」です。

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2024年3月19日 (火)

2023/2024年末年始の日本旅(30)イスタンブール・スレイマニエモスク

スレイマニエ・モスクブルーモスクよりも半世紀ほど前の16世紀後半に、皇帝スレイマン1世の命で建てられたモスクです。

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大きいなドームがあるのはブルーモスクと同じですが、広さはブルーモスクより少し小さいようです。

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丘の頂上にあるモスクに登るのはちょっと大変。同モスクは礼拝施設としてだけではなく学校や病院も付属した施設とのことです。モスクの敷地から見下ろすと、金角湾、ガラダ橋、ボスポラス海峡がよく見えます。

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このモスクは前庭に面したの正面玄関から中に入れます。正面玄関には緑色の重たいカーテンがかかっていて、風の吹き込みを防いでいました。

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2024年3月18日 (月)

2023/2024年末年始の日本旅(29)イスタンブール・アヤソフィア

アヤソフィアは、もともとは6世紀に建てられた教会でしたが、オスマン帝国がコンスタンチノープルを陥落させたのちに、イスラム教のモスクとなった、2つの宗教の様式が混じり合っている建物です。
オスマン帝国の滅亡後に博物館となっていました(2009年訪問時は博物館)が、2020年からまたモスクとして復活したという経緯を辿っています。

キリスト教の立場から見れば自分たちが建てたものを奪い取られた形ですから、第一次世界大戦でオスマン帝国がキリスト教系の国の軍門に降ったことで、教会に戻すのではなく博物館という落とし所だったのでしょうが、近年のトルコ共和国における世俗主義からイスラム教国家への回帰が、こういったところにも影響している模様です。

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ブルーモスクに比べると、ゴツゴツした土台の上にドームが乗る形で、やはり建築年代に大きな差があることがわかります。

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入り口の廊下部分の天井。左下に下駄箱が写っており、ここで靴を脱いで中に入ります。

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礼拝所の内部です。ブルーモスクと異なり、小型のシャンデリアが天井からいくつも吊り下げられているのがわかります。

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2024年3月17日 (日)

2023/2024年末年始の日本旅(28)イスタンブール・ブルーモスク

今回訪れたイスタンブールの観光スポットをいくつか紹介します。
最初はブルーモスク(スルタン・アフメト・モスク)です。ここは2009年にも訪れていたと思います。

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オスマン帝国スルタン・アフメト1世によって17世紀に建てられたモスクで、青い装飾が目を魅くことからブルーモスクと呼ばれています。

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前庭に面したモスクの本来の入り口。アーチの上には優美なカリグラフィーが飾られています。観光客はこの前庭を通り抜けて、写真右手から入り、左手に抜けることになります。

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内部には美しいステンドグラス。イスタンブールのモスクの中では一番美しいステドグラスではないでしょうか。

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2024年3月16日 (土)

2023/2024年末年始の日本旅(27)イスタンブールのホテルその2

(4)で12月に立ち寄った時にはイエニカプのホテルに泊まったことを紹介しましたが、1月の復路ではシルケジ駅のすぐ隣にあるGlamour Hotel Istanbul Sirkeciというホテルに泊まりました。

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シルケジ駅の駅舎を出て左手の階段を上ると、そこにはもうホテルがそびえ立っているという立地です。この日は、ケーブルカーとT1系統のトラムの乗り潰しをしてからだったので到着は昼過ぎとなり、すぐにチェックインできました。

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ホテルの入り口。入り口が面している通りはオープンカフェが並んでいて、頭上をランタンが飾っています。

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ホテルの部屋は狭いですけど、1泊なら十分です。ただバスルームがちょっと寒々しくて、かつシャワーだけだったので、使わずじまいでした。

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2024年3月 9日 (土)

1999年のイスタンブール・シルケジ駅(ネガスキャン)

昨日、イスタンブールの鉄道関係の紹介は一区切りと書きましたが、たまたま1999年に家族がイスタンブールのシルケジ駅とその周辺で撮った写真のネガが見つかったので、それを紹介します。
自分自身はアブダビに居残っていたのでどういう旅程だったのか、詳しくはわかりませんが、トプカプ宮殿などを観光した際に立ち寄ったようです。

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頭端式の近郊列車の発着ホームです。現在は工事用の覆いでホームの様子は見えませんが、2009年の時点で、写真の中央に写っている2線分のスペースが1線分に狭められて両側ホームの構造となっていました。
その分、右に見えているホームが左に移設され、その空いたスペースを使ってマルマライのシルケジ駅を建設する工事が行われ、現在は出入り口が設置されたという関係のようです。

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写っている電車はE8000形です。

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先日紹介したように、運転台が鉄道博物館に保存されている形式です。

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E43000形電気機関車、東芝製です。現在は国鉄からは引退していて民間会社に所属する車両が残っているようですが。
この写真を見ると、当時はここに写っている1番線、2番線が長距離用で、1枚目の写真に写っている2線と、右のホームの奥の1線の計3線で近郊列車を捌いていたようです。

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