ニュージーランドから4トライ
HSBCセブンズシリーズのワールドチャンピオンシリーズ最終戦、ボルドー大会の2日目、女子日本代表サクラセブンズはプール戦の3戦目としてオーストラリア、カップトーナメントの準々決勝でニュージーランドと対戦、いずれも7対35、22対35で敗れましたが、ニュージーランド戦では5対35から、少し相手も気が抜けたのかもしれませんけど、残り3分で3トライを奪うという見せ場を作ってくれました。
オーストラリア戦は最初のトライを奪われた後にすぐに取り返して同点にしたのですが、そこからはなかなか攻めきれずに徐々に点差を広げられたといった展開。
最後のトライも、敵陣でうまくボールを奪ったように見えたのに、レフリーの「リリース」の言葉への対応の仕方が、相手の方が一枚上手で、逆に取られてしまっていました。
ニュージーランド戦はJorja Miller選手に2トライを献上するなど点差を広げられましたが、尾久土栞選手、吉野舞祐選手、梶木真凜選手が3連続トライ(写真は2024年ドバイセブンズの吉野選手と梶木選手)。これらのトライはパスがしっかり繋がった見事な攻撃だったと思います。
前週の大会の記事で次はニュージーランドから3トライ奪って欲しいと書きましたが、今回はそれを超える4トライという結果を示してくれました。ただ、今大会でも目立ちますが、格上との試合では前半のロスタイムでトライを奪われることが多いのが日本。これがなくなるともっと拮抗した試合展開に持ち込めるのでしょうけど。
なお、昨日の記事でオーストラリア戦に大敗して南アフリカ対アルゼンチンでどちらかが大勝するとベスト8に残れない、と書きましたが、そちらは実力拮抗の両チームだったので大丈夫でした。
それよりもヒヤッとさせられたのが、直前に行われたフィジー対ブラジル戦。日本にも勝っていた格上のフィジーに対して、ブラジルがThalia Costa選手(写真は2024年のドバイセブンズ)の2トライなどで終盤まで10点差をつけてリードを奪う展開。フィジーが敗れると、日本はオーストラリアに僅差負けに持ち込まないとプール4位に落ちてしまう状況でした。
ところが残り2分でCosta選手が下がった後、フィジーが立て続けに2トライを奪って逆転勝利してくれたお陰で、日本はベスト8に残ることができ、同時に来年度もこのトップカテゴリーで戦えることが決定しました。前週欠場のCosta選手は今大会でも出場時間を限っているようでしたが、それに救われた感があります。
今回はやはりフィジーに負けてしまったことが響いて、3日目は7位決定戦に回ります。最後の試合は今シーズン初めて対戦するスペイン。
スペインは一昨年までは鎬を削ってきた相手。今年はディビジョン2に落ちてしまっていましたが、この大会では非常に充実した戦いぶりを見せていて、来シーズンのコアチーム入りも決めています。
そういう好調なチーム相手に、是非有終の美を飾って欲しいと思います。
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